先日、寝台特急「北斗星」の臨時列車も廃止となり、北海道への鉄道旅の
楽しさが一ツ無くなりましたが、更にJR北海道からは廃線・廃駅の報道が
続いています。
留萌本線の留萌駅~増毛駅間も廃線報道がありましたので、廃線予定
区間の駅を紹介します。
第一回目は2013年4月に訪問時の駅を紹介します。 但し、訪問日は
強い雨・風の影響で撮影は困難を極めました。
箸別駅は留萌本線の終着駅・増毛駅の一ツ手前の駅です。
片面の板張りホームにプレハブ待合室の無人駅です。
板張りホームは短く、キハ54の1両の半分程の長さしかありませんので
駅周囲は漁村の集落として民家が集まっていて、駅前の空地には漁具
などが置かれています。
瀬越駅は留萌駅の隣の駅で、片面ホームにホーム待合室こコンクリート
造りです。 駅前には漁港と海水浴場が見え、駅ホームが高台にあるの
で、漫画「新・鉄子の旅」でも日本海に沈む夕日が綺麗に見える駅と言わ
待合室には小さな椅子が一脚置かれているだけです。
瀬越駅の隣、礼受駅は片面ホームに貨車駅舎の無人駅となっています。
礼受駅からも日本海が見られますが、雨・風の影響でゆっくりと散策する
礼受駅には漫画「新・鉄子の旅」のメンバーが取材に訪れています。
待合室に置かれた駅ノートにも作家の「ほあしかのこ」さんが記入されて
います。
留萌駅は、留萌本線の中間駅では唯一の有人駅で、国鉄時代には羽幌
駅の待合室には駅そば店もあります。
留萌駅~増毛駅間が廃止されると駅名標も変化するのでしょう。
留萌本瀬の留萌駅~増毛駅間はスタフ閉塞されているので、スタフ交換
も見られる駅ですが、廃線となると日本最北のスタフ交換も見られなくな
ります。