2018年9月19日
石鎚登山ロープウェイに乗車後、自家用車で松山市内へと向かいます。
約2時間程で松山市駅前に到着。 駅前の駐車場に自家用車を停車して、松山市駅へ
と向かいます。
松山市駅内のチケットセンターで「伊予鉄電車・バス2日間フリー乗車券」2200円を購入
します。 伊予鉄道には20年程前に全線乗車を行いっていますが、写真などの記録も
少ないので、今回はフリー乗車券を利用して、全線乗車を行います。
松山市駅
松山市駅はいよてつ高島屋の1階にあり、デパート客なども多く賑わいのある駅です。
改札には簡易ICカード改札機が設置されています。
松山市駅は高浜線と横河原線の相対式ホームと郡中線は切り欠き式で片面ホームと
なっています。 ホーム間は地下道で結んでいます。
まず、高浜線の列車に乗車します。 日中なので車内は空いています。
高浜線は四国初となる鉄道区間となっていますので、「坊ちゃん」も乗車した路線です。
高浜駅
高浜線の終点の高浜駅は木造駅舎となっています。待合室も高い天井や出札窓口な
ど古い形式が残された駅となっています。
駅の出入口には屋根付きの通路が付けられ、独特な形となっています。 通路内には
売店もあります。 通路を出ると高浜港となっていてフェリー乗場となっています。
片面ホームとなっていますが、留置線も見られます。
駅名標には鉄道駅ではない松山観光港の名も記載されています。
ホームからは松山観光港行きのバス乗降口へと結ばれています。
駅の待合室には福山雅治主演「ガリレオ・真夏の方程式」のポスターと「玻璃ヶ浦駅」
の駅名標が展示されています。 映画の冒頭で、湯川学と少年が出会う駅としてロケ地
になった駅です。 映画を見た時に特徴ある駅舎などで、直ぐに何処の駅かは判明し
ました。 しかし、映画とは異なり、駅前は駐車場化しているので、映画の様な駅舎の
撮影はできませんですネ。
梅津寺駅
高浜駅より1駅戻り、梅津寺駅で下車します。 駅舎は新しく、小さな待合室があり、
有人駅となっています。
相対式ホームを踏切で結んでいます。 2番ホームは海岸線に接しています。
2番ホームの海岸側の柵には「東京ラブストーリー」ロケ地の看板が設置されています。
ドラマの最終回で、主人公の赤名リカがハンカチを結びつけた柵で、放映後「この駅の
切符を持っていると素敵な出逢いに恵まれる」という都市伝説となった様です。
25年以上前の作品ですが、この秋のドラマでは鈴木保奈美と織田裕二が競演する
「スーツ」が放送されるので、「東京ラブストーリー」も再放送されている様なので、最終
回を見れる機会もあったのでは。
梅津寺駅の駅前には梅津寺公園があります。 入園料は100円となっています。
元は梅津寺遊園地として遊具なども設置されていた様ですが、現在は庭園化されてい
ますが、鉄道記念物の伊予鉄道1号機関車・坊ちゃん列車が展示されているので、入園
しました。 市電で走行している坊ちゃん列車はレプリカですが、梅津寺公園の列車は
実物の車両となっています。
松山市駅
松山市駅へ戻り、郡中線へと乗換えます。 郡中線は切欠式の片面ホームで折り返し
運行となっています。 ホームの端には0キロポストも見られます。
郡中港駅
終点の郡中港駅で下車します。20年近く前に訪問した時と駅舎には変化は無いよう
です。 駅前を出るとJR四国の伊予市駅が見られます。
切欠式の終点ホームは片面ホームとなっています。
松前駅
郡中港駅より松山市駅へと戻る途中で、松前駅で下車します。
松前駅は木造駅舎で、前身の南予鉄道開業時の明治29年築のようです。
待合室や出札窓口なども時代を感じるものとなっています。
片面と島式ホームを踏切で結んでいますが、島式ホームの片面は使用されてい
ないようです。 松前駅は「まさき」と呼びますので、勘違いしそうな駅名です。
松山市駅へと戻り、横河原線へと乗換えます。 高浜線と横河原線は直通運行を
行っていますが、その様子は次回に・・・