2015年4月18日
昨日は花咲線と釧網本線の駅訪問を行い、再度釧路市内に宿泊しま
した。 「北東パス」の有効期間は残り1日ありますが、「北東パス」の
釧路駅から網走駅行の始発列車に乗車します。 キハ54形の1両編
成です。 平日は標茶高校へと向かう高校生で満員となる車内ですが
土曜日なので通学の高校生は少ないようです。 しかし、釧路市内の
部活動の高校生が乗車し満席状態で出発します。
摩周駅で部活動の高校生が下車すると乗客は数名となりました。
川湯温泉駅を過ぎ峠を超えると緑駅となります。 周囲には雪も多く残
っている地区です。 相対式ホームを踏切で結んだ無人駅で、待合室
のみの小さな駅舎となっています。
駅前には清里町緑町の集落となっていますが、車や人通りは無いです。
待合室にはベンチが並んでいるだけです。
緑駅では列車交換や網走駅からの折返し運行が行われる駅となって
いるので、次の列車迄長時間の待ち合わせとなることもあります。
待合室に緑駅から徒歩数分の場所に天然温泉「緑の湯」があるとの
案内が掲示されていました。 次の列車迄3時間近くあるので温泉に
入浴することにしました。
駅前を出て左に曲がると「緑の湯」があります。 開館は10時からです
が、入口で開館を待っていると15分程早く入館させて頂きました。
源泉かけ流しの天然温泉で、露天風呂もあります。 入浴後の休憩室
もあり、入浴料が390円と地元の銭湯よりも安い料金で入浴できます。
列車の時間迄休憩室でゆったりと過ごせました。
緑駅より2ツ目の清里町駅に下車します。 相対式ホームを跨線橋で
結んでいて、駅舎は平屋の無人駅です。
清里町の玄関駅で近くには役場や銀行・郵便局も集まっています。
改札口にはホウロウ看板の駅名標、駅舎入口には縦書きの駅名標が
設置されています。 網走駅には「日本で唯一の縦書きの駅名標」とも
言われてますが、清里町駅にもありました。
清里町駅より一ツ戻り札弦駅で下車します。 片面ホームに待合室の
みの駅舎となっている無人駅です。 駅前は集落となっています。
小さな待合室にはベンチがあるだけです。
札弦駅に訪問したことで釧網本線の全駅に訪問できました。 釧網本
線も花咲線と同様に貨車駅や秘境駅と言われる駅が多いですが、駅
間距離が離れているので、徒歩での移動はできない路線でした。
又、季節臨時駅の原生花園駅があることで、訪問期間が限られること
もあり苦労する路線でした。
しかし、釧路湿原やオホーツク海の風景に合わせて、北浜駅や止別駅
での駅中食堂での食事など楽しめる路線なので、今後も機会があれば
乗車したい路線です。
網走駅へと向かう途中、2ツ手前の鱒浦駅に停車してビックリΣ(゚д゚;)
2014年6月に訪問した時には古い木造駅舎(右の写真)が残っていたの
ですが、解体されて小さな駅舎となっていました。 花咲線の糸魚沢駅
によく似た感じの駅舎となっています。
JR北海道は今後古い木造駅舎を解体して、この様な駅舎に変わってい
くのではないか心配で~す。 ( ̄_ ̄ i)
この後は網走駅より石北本線へと乗換えます・・・