鉄道の楽しみ「駅弁」編は、四国に入ります。 しかし、JR四国管内の
駅弁の状況は寂しい状態となっています。 各県庁所在地の駅以外の
駅弁販売駅の多くが撤退し、駅弁を購入するのが難しくなっています。
先日もJR四国のグループ会社の「高松駅弁」も今年9月で解散すること
になりましたので、香川県での駅弁購入可能駅は無くなります。
今年9月で解散する「高松駅弁」の駅弁です。 四国八十八ヶ所の「結
願の寺」大窪寺もありますので、お遍路さん弁当は名物駅弁となってい
ます。 内容には目立つものは無いですが、今年9月迄の駅弁となれば、
貴重かもしれませんネ。
松山駅の名物駅弁です。 醤油の炊込みご飯の上に、金糸玉子、山菜
鶏肉などが乗っています。 掛紙には愛媛の方言番付が記載されてい
ます。
2010年NHK大河ドラマ「龍馬伝」放映時に販売されていた駅弁ですの
で、現在販売されているかは不明です。
山菜の田舎寿しや鰹の押し寿司などの土佐の名物が入っています。
高知駅には「かつおのたたき弁当」が有名駅弁ですが、購入したことが
無いのが残念です。
土佐くろしお鉄道中村・宿毛線の中村駅の駅前にある鰻屋「ひら富」で
販売しているうなぎ弁当です。
注文の都度鰻を焼いてくれますので、暖かな鰻となっています。
四万十川のカワエビとゴリの佃煮にも入ったうな重は、他の鰻弁当とは
チョット違っています。
開店間もない8時前に注文して5分程で作って頂き、特急列車に乗込み
ました。
四国内の鉄道の高速化やコンビニ弁当化が進み、乗車時間の短縮化で
駅弁の販売も減少していると思われます。
香川県の駅弁に合わせて、徳島県の駅弁もチョット心配な感じがしてい
る四国の駅弁事情だと思えます。