2014年5月11日
三陸鉄道南リアス線は北リアス線と異なり『あまちゃん』効果は薄いのと、
車窓風景も海岸線が少ないので、乗客は地元の方が多い様に感じます。
三陸鉄道南リアス線の中間に位置する三陸駅は島式ホームを地下通路で結んでいます。
ホーム待合室に駅名が飾られているので、現在の駅舎が無い時代はホーム待合所のみの
駅だったと思えます。
待合室には切符販売以外にも、三鉄グッズ・お土産品・雑貨品に喫茶営業を行っています。
訪問した当日は三陸駅の駅前では地元のイベントが開催され、園芸品や地産品、古本など
の販売にあわせ、三陸鉄道グッズも販売していました。
釜石のアマチュアバンドの生演奏も行われ、地元のおばちゃんや子供が集まっています。
都会でも田舎でも駅前はイベント広場としては最高のばしょなのでしょうネ。 ('-^*)/
駅スタンプは出札窓口前に設置されていました。
三陸駅より釜石駅へは「キット、ずっと号2号」のラッピング車両です。 外装は吉浜駅と
同様の桜の花びらです。 車内にも桜の木が飾られています。
「キット、ずっと号2号」は「奇跡の車両」とも言われ、東日本大震災時にトンネル内で警報
を受信し緊急停車しましたが、トンネル出口の橋が落ちていたので、乗務員・乗客は無事
でした。又、トンネル内で留置された列車は高温・多湿なので、運行不可能と思われていま
したが、運行ができたので人的・車両的に「奇跡の車両」と言われていました。
三陸鉄道南リアス線の終点、釜石駅は片面ホームを地下通路で結んでいます。
釜石駅はJR釜石線・山田線のホームと並行していて、地下通路で結ばれていますが
連絡口には鎖で通行ができなくなっています。 乗換え時には一旦改札を通ることにな
有人駅で列車時間別改札を行っています。 待合室では釜石駅周辺を模したジオラ
駅スタンプは鉄道むすめシリーズのものが、待合室に置いてあります。
JR釜石駅も津波の被害は受けたが、駅舎の流失は避けれました。 「鉄のまち」を象徴す
る駅として外装・内装が改装されましたので、「JR最長片道きっぷ」の旅で訪問した時とは
少し変わっていました。
今年の4月からは「SL銀河ドリーム号」が運行され観光客も増加しているようです。 当日
は運行日でしたが、釜石駅到着時間でなかったので、SLを見ることができませんでした。
駅スタンプは改札口前に設置されています。 以前のスタンプは丸くなっていましたので
デザインは同様のようですが、新しく作り直したようです。
SL銀河ドリーム号の駅スタンプが追加されたようです。
釜石駅で昼食をゆっくり取り、盛駅方面へと戻ります。
盛駅の2ツ隣の綾里駅で下車します。 相対式ホームを跨線橋で結んでいます。 南リアス
線では唯一の相対式ホームの駅です。
駅舎は観光センター「銀河」を併設した有人駅で、教会風の屋根やステンドグラスの窓があ
有人駅で切符販売の他に、売店ではお土産品、雑貨品などを販売しています。
駅舎は高台にありますが、「津波てんでんこ」の石碑が設置されています。
列車ダイヤの関係で、2ツ隣の甫嶺駅へと戻ります。
片面ホームにホーム待合室のみの無人駅です。 ホームや待合室には津波被害は
ホームから海岸方面を見ると、津波で流されたように見え、現在復興工事が進められて
いるようです。
盛駅の待合室を見たく、待合室の営業時間内に到着できるように盛駅へと戻ります。
盛駅ではBRTバスと三陸鉄道の列車が並ぶ風景が見られます。
北リアス線は『あまちゃん』ブームで観光客の乗車も増加しているようで
すが、南リアス線には『あまちゃん』のポスターなども貼られていまいの
で、今ひとつ盛り上がりが欠けている様にも思えました。
しかし、釜石駅迄は「SL銀河ドリーム号」が運行ているので、今後はSL
との連携などで乗客増を期待したいです。
三陸鉄道南リアス線もダイヤが薄い関係で全駅訪問とは行きませんで
したが、北リアス線も合わせてもう一度は訪問すると思えるので、次回
訪問時には山田線も復旧していてほしいですナ~。 (-^□^-)
かけそば 300円
釜石駅には「JR最長片道きっぷ」の旅で訪問し、駅そば店が健在してい
るのは判っていましたが、到着時には営業時間外でしたので駅そばは食
べれませんでした。
駅舎改装に合わせて駅そば店も改装されたようです。
かけそばはネギ少々のみです。 出汁は濃いです。