2013年8月31日
「北・東パス」の2日目は千葉県内の未乗車区間を乗車してきました。
午後からも、千葉と茨城に跨る未乗車区間へと向います。
但し、完乗するためには、乗車日は少し苦労します。
成田駅始発り鹿島神宮駅行の列車に乗車し、終点鹿島神宮駅で下車します。
鹿島線内は殆どが高架路線で、利根川や北浦にかかる橋を渡る時の景色は素晴らしいです。
鹿島神宮駅は島式の高架ホームの有人駅で、駅舎の一部は社殿風に赤く染められています。
ホーム下が改札口となっています。自動改札機はありませんが、アントラーズ試合時には
駅名標は据置と吊下げタイプでJR東日本の標準的なものです。
鹿島神宮駅は鹿島線の途中駅ですが、鹿島サッカースタジアム駅が臨時駅となっているので、
鹿島臨海鉄道への乗換え駅ともなっています。
1番ホームには鹿島臨海鉄道の車両、2番ホームにはJR車両が停車します。
本日は鹿島アントラーズの試合がありますので、14時台の列車より臨時駅の鹿島サッカー
スタジアム駅に列車が停車します。 試合開始時間が18時30分からですが、既にスタジアムへ
と向う乗客が見られます。
鹿島線を完乗するためには、「北・東パス」や「青春18きっぷ」で乗車した場合、臨時駅の
鹿島サッカースタジアム駅が営業していない場合には、鹿島臨海鉄道の運賃を追加支払いが
必要となります。 今回のテツ旅スケジュールも、鹿島サッカースタジアム駅の営業日に下車する
ことを決めてから、その他の行程を決めていきました。
鹿島サッカースタジアム駅は島式ホームで、スタジアムと駐車場を結んだ歩道橋への階段が
駅の出入口となっているだけです。鹿島線と鹿島臨海鉄道との接続駅となっていますが
鹿島臨海鉄道の貨物専用線が更に南へと伸びています。 鹿島サッカースタジアム駅にも、
貨物専用の留置線や乗務員詰所の建物があります。
年間の営業日も少ない駅なので、駅の設備などは造られることは無いでしょう。
ホームにはベンチなどの待合所などは無く、1車両分屋根があるだけです。
営業日は鹿島臨海鉄道の臨時駅員が派遣され、改札業務を行いっています。
ホームからも鹿島サッカースタジアムがすぐそばに見られます。駅名標はJR東日本の標準仕様の
ものです。 鹿島臨海鉄道の駅名標は設置されていません。
鹿島サッカースタジアム駅では10数名が下車しましたが、殆どがサッカーのサポーターの方々です
が、テツ風の方が私以外に2名下車し、駅の写真を撮影しています。
臨時駅なので「青春18きっぷ」の時期に、訪問するテツの方も多いのでしょう。
折返しの列車で鹿島神社駅へと戻り、鹿島線で成田駅へと向います。
鹿島線の起点で成田線との接続駅の香取駅で下車します。相対式ホームを屋根無し跨線橋
で結んだ無人駅です。 駅舎は近くの香取神社をイメージした社殿風の待合室のみとなって
います。 簡易ICカード改札機は設置されていますが、自動券売機などは設置さりておらず、
乗車駅証明書発行機が設置されています。
現在は社殿風の駅舎ですが、以前は貨車駅でした。貨車駅で無くなるのはチョット珍しいです。
ホームには鹿島線の0㌔ポストがありました。
香取駅の駅名標には観光用のものと、JR東日本仕様のものが設置されています。
鹿島線の起点は香取駅ですが、列車運行の起点駅は佐原駅となっています。
頭端式の0番ホームとか片面と島式ホームを跨線橋で結んだ有人駅です。
古い建物をイメージした瓦葺の駅舎にNEWDYASと観光案内所が入っています。
駅入口には「佐原駅」を表記した暖簾が下がっているのは珍しいです。
0番ホームには鹿島線の佐原駅止まりの列車が
佐原駅の駅名標は吊下げ式はJR東日本仕様ですが、据置式は観光用の駅名標となって
います。
佐原駅を出発し、成田駅へと向います。 その後は本日の宿泊地の土浦市迄移動します。
「北・東パス」の2日目は、総武本線、成田線、鹿島線を完乗し、鹿島サッカー
スタジアム駅で下車することができました。 今回の目的の一つが達成でき
ました。 明日はチョット長距離移動となる予定です・・・ (>_<)