8月24日に富山地方鉄道の「地鉄電車・バス1日ふり~きっぷ」を活用して
市電に乗車してきました。 地元の市電路線なので何度も乗車していますが、
新駅が開業していますので・・・
5月17日に富山地方鉄道の軌道線富山都市線に中町(西町北)電停が開業しました。
軌道線富山都市線は環状線と呼ばれ、富山市中心地を周っている路面電車で、2009年に
開業しました。 開業当初より繁華街の中央通りと総曲輪通り近くに電停が無いことで、
ホームの設置の問題から、富山駅前電停行の電車は停車しますが、南富山駅電停行の
電車は停車しない変則的な電停です。 環状線と南富山駅電停行の乗継電停となって
いますので、南富山駅電停行に乗り換える場合は、「乗継証明書」が発券されます。
南富山駅電停行の西町電停は徒歩10歩の横断歩道の隣です。
新駅一つだけの訪問では「ふり~きっぷ」がもったいないので・・・o(^-^)o
富山地方鉄道の軌道線の新駅開業の他にも、3月からは複線化が進み、電停も新しく改装
されています。 複線区間の乗車と改装された駅舎を訪問しました。
複線化となったのは安野屋電停から大学前電停の区間です。
この区間は神通(じんづう)川と言う大きな川があり、富山大橋の橋の上を路線が通ってい
ました。 しかし古い橋で、橋の広さも狭いため単線区間となっていました。
富山大橋が新しく架けかえが行われ、同時に軌道線も複線化となりました。
安野屋電停は富山大橋の複線化前迄は安野屋交差点の西側にありましたが、改装後は
東側に移動し、屋根付きの電停となっています。
右側は旧電停で富山大橋の手前で単線となっています。
新富山電停も上下ホーム別に屋根付き電停となっています。
旧電停では終点の大学前電停との列車交換を行う電停となっていました。
廃線となった射水線との接続区間で、以前はは射水線の名残もありましたが、富山大橋の
工事関係で完全に撤去され、名残は全く判らなくなってしまいました。
大学前電停は片面ホームに屋根付きホームに変更となっています。 しかし、改装前同様に
片面で大学前電停前に信号場があり、単線化となりますので、複線化が進んでも、運行
本数増加にはいたっていません。 大学前電停より更に西への延長計画はありますが、
現状は進行している様子は見当たりません。
富山大橋
現在の新・富山大橋の道路も複線化し、更に歩道も広くなっています。 右側の写真の旧・
富山大橋は1車線で軌道線も単線です。 旧・富山大橋は解体中で、の真ん中には軌道線
旧・富山大橋では、路線強度の関係で、T100形(サントラム)の走行が出来ませんでし
たので、7000形と8000形のみが富山大橋を走行していました。
新・富山大橋の複線化によりT100形(サントラム)の走行が可能となり、今後7000形が
廃止となり、T100形(サントラム)に置き換わっていくようです。
本日は立山連峰に雲がかかっていましたが、立山連峰をバックにした市電の風景の撮影
ポイントに上下2車両が並んで撮影できるようになりました。 (^_^)v
本日は、富山地方鉄道軌道線の新駅と複線化改装駅を紹介しました。
明日は、今だけの軌道線の車両を紹介ま~す。 (^∇^)