2013年5月21日
若桜鉄道、北条鉄道と全駅乗下車を行い、兵庫県から静岡県へと移動し
天竜浜名湖鉄道に乗車します。
天竜浜名湖鉄道は、掛川駅から新所原駅間を浜名湖の内陸側を走り、
国鉄時代は東海道本線の迂回路線としての役目を担っていました。
若桜鉄道同様に、登録有形文化財に登録されている鉄道施設が多く、
昔の駅舎などが楽しめる路線です。
天竜浜名湖鉄道には10数年前に1度完乗していますが、それ以来の乗車と
なります。 本日から2日間は天竜浜名湖鉄道のテツ旅を行います。
早朝に新所原駅前に到着しました。駅前近くにコインパーキングがありまし
たので、自家用車を駐車しました。 駐車料金が1日400円と安価でした。
天竜浜名湖鉄道の新所原駅は営業開始前で駅のシャッターが下りていました。
JR新所原駅が隣にあります。 東海道本線に乗車する乗客がちらほらと見られます。
5時45分にシャッターが開きました。 改札口で「1日フリーきっぷ」1500円を購入します。
天竜浜名湖鉄道の全線フリー乗車のきっぷです。 新所原駅から掛川駅の片道運賃が
1280円となっていますので、往復乗車すれば元がとれます。
新所原駅には有名なうなぎ店がありますが、火曜日は定休日でした。
天竜浜名湖鉄道の新所原駅は片面ホームでホーム待合所もあります。 JR新所原駅とは
簡易自動改札機に結ばれています。
新所原駅の駅名標は木製の方向版風のものだけです。 この後各駅を巡ると判って
きますが、天竜浜名湖鉄道の駅名標には統一制が少ないです。
天竜浜名湖鉄道の車両はTH2100型の1両編成です。 長時間乗車となりますが、
車内にはトイレの設備は無いです。 乗客は数名で出発します。
一先ずは掛川駅までの全線乗車を行います。 途中通勤・通学の時間帯にかかり
乗客は増えますが、終点掛川駅近くでは満員となります。
頭端式2面ホームの有人駅です。 駅舎は高い位置にあり、構外へは階段が続いています。
天竜浜名湖鉄道の改札口の横にはJR掛川駅の
JR掛川駅の駅舎は改装中で簡易駅舎となっています。 新幹線駅舎は裏側です。
通勤・通学の時間帯で掛川駅に到着する列車には乗客は多いですが、出発する列車の
乗客は多くはないです。
09時12分 原谷駅 着
原谷駅は相対式ホームを踏切で結んだ無人駅です。 木造駅舎が残っていて、登録有形
文化財に登録されています。 駅周囲は住宅地となっています。
待合室は広くは無く、出札窓口やベンチは昔のままに残っています。
TVドラマ「WATER BOYS2」の姫乃駅として撮影された駅名標が展示されています。
再び掛川駅方面に乗車します。
相対式ホームを踏切で結んだ無人駅です。 古い木造駅舎が残っていて、駅舎と上りホームが
登録有形文化財に登録されています。 待合室や出札窓口も古いままです。
下りホームにはTH3000形の顔出し看板が設置されています。 駅の裏口からも構外へ
出られ、YAMAHA掛川工場ハーモニープラザへの案内板も掲示といあります。
桜木駅の駅名標は緑のラインが入っています。
千鳥式の相対式ホームを踏切で結んだ無人駅です。 木造駅舎は登録有形文化財に
登録されています。 駅の周囲は小さな部落で民家などは多くはないです。
駅の入口には大国様と白兎の像が設置されています。
駅事務所は、そば店「百々や」が入居していますが、火曜日は休日でした。
遠江一宮駅の駅名標は一般的なものなど4種類設置されています。
遠州森駅は島式ホームと片面ホームを踏切で結んだ有人駅です。
木造駅舎と上りホームが登録有形文化財に登録されています。
駅前は商店や民家も多く、近くに高校があるので、高校生の乗客が多く見られます。
有人駅の出札窓口や待合室のベンチなども古いまま残っています。
駅舎は古い木造のまま保存されていますが、駅前の公衆電話BOXや公衆トイレは、
白壁のお城風のものとなっています。 この後の天竜浜名湖鉄道の駅前トイレ事情も
面白いと思えます。
12時24分 遠州森駅 発 天竜二俣駅行
午後からの予定に向けて天竜二俣駅へと
向かいます。
午前中は天竜二俣駅から掛川駅間の登録有形文化財に登録されている
駅を巡りました。 登録有形文化財の登録駅は国鉄時代からの駅なので、
相対式ホームで列車交換も多く行われ、次の列車ダイヤには注意して計画が
必要です。
午後からは天竜二俣駅から開始しますが、その前に天竜浜名湖鉄道の
鉄道ツアーへと・・・ o(〃^▽^〃)o