2013年5月20日
北条鉄道は兵庫県の神戸・姫路への通勤・通学は可能な地区なので、今後
乗客の増加は望める路線だと思えますが、乗車している地区は、田園風景が残るローカル路線です。
粟生駅の手前、網引駅で下車します。 片面ホームに待合室のみの駅舎の無人駅です。
駅舎は火災で焼失していましたが、近年ボランティアや地元企業の寄付で、新築された
ようです。 私が下車した時も地元サークルの集会場として利用されていました。
機が法華口駅との間の線路をかすめて不時着。そのため線路がゆがみ、直後に通過した上り
列車C12蒸気機関車が転覆。 死者11人、負傷者104人の大惨事となった、碑文が掲示され
ています。
粟生駅を折返してきた列車で、再び北条町駅方向へ戻ります。
田原駅は片面ホームにホーム待合所のみの無人駅です。 ホーム待合所は木製の新しいもの
となっています。 トイレも新しいです。 駅前は住宅地ですが、駅裏は田畑が広がって
います。
北条町駅からの折返し列車で、北条鉄道の起点駅粟生駅へ向かいます。
粟生駅は北条鉄道の起点駅で、JR加古川線と神戸電鉄粟生線との接続駅です。
北条鉄道は片面ホームで線路は車止めとなっています。 車内清算を行い下車します。
JR加古川線は相対式ホームを跨線橋で結んでいます。 神戸電鉄は片面ホームで、改札口
には自動改札機が設置され、無人化されています。
粟生駅のホーム番号の付け方は少し変わっていて、駅舎に一番近い神戸電鉄が4番ホームで
駅舎側の加古川線の上りホームが2番ホーム、下りホームが1番ホーム、北条電鉄が3番ホームと
「4・2・1・3」の順番となっています。
改札はJR西日本で行っていますので、自動改札機や料金表はJR用となっています。
駅舎の隣には喫茶店があります。 丁度お昼なので、昼食をとりました。
ランチセットが500円と低価格でした。
休憩も取れ、少し早い時間なのでJR加古川線に乗車してみます。
JR加古川線と北条鉄道、神戸電鉄のダイヤは日中は1時間に1本で、出発時間を合わ
せているので、乗換えは直ぐにできるようになっています。 乗換えができないと、1時間
待つことになります。 加古川駅行は103系2両編成のロングシートで、略満席の車内です。
粟生駅の隣、小野町駅で下車します。 片面ホームの無人駅です。
駅舎は新しく、コミュニティーセンターとそば屋が同居する建物です。 待合室も新しく
エアコンが入り涼しいです。駅前は住宅地と小さい町工場が見られます。
過ぎていますが、お客さんが並んでいます。駅前の駐車場もお客さんで満車状態です。
1時間に1本のダイヤなので、ゆっくりできます。再び103系2両編成で粟生駅に戻ります。
14時05分 粟生駅 着
下り列車の到着ホームの隣が北条鉄道の乗場なので、乗換えは便利です。
北条鉄道の車内は高校生で満席状態です。 訪問した駅を再度確認しながら、北条町駅
へと戻ります。
14時32分 北条町駅 着
北条町駅では車内改札を行い、下車します。
北条鉄道の全駅乗下車を終え、本日のテツ旅は終了します。短い路線
ですが、若桜鉄道同様に国鉄時代の駅舎が残っていて、ローカル線の
風情が楽しめました。 但し、登録有形文化財などに登録されているわ
けでないので、このまま残るかが少し心配です。
少し早い時間ですが、この後静岡県へと車で移動します。 基本的に
高速道路は通行しない予定ですので・・・ o(〃^▽^〃)o
























