2012年8月4日
四国内でのテツ旅を終了し、JR西日本管内へと入ってきます。
岡山駅からは、山陽本線を経由し、倉敷駅からは伯備線に入って行き
ます。 駅弁を食しながら、高梁川の渓谷を眺めながら北上します。
伯備線と芸備線、姫新線との接続駅の新見駅で下車します。 伯備線のホームは3番
4番、芸備線が1番・姫新線が2番と島式ホームが2面を地下通路で結んですます。
乗換えの乗客も多く、芸備線ホームには並ぶ人が多く見られます。
芸備線は備中神代駅が起点ですが、列車は全て新見駅が始発となります。
備後落合駅までの列車は1日3往復と薄いダイヤで、木次線や広島方面へ乗継ぐには
13時発の列車が最終列車となります。
キハ120形気動車の1両編成の車内の座席は略埋まるほどです。乗客は「青春18きっぷ」
で乗車している雰囲気のテツの方々が多い感じです。
終点の備後落合駅の1ツ手前の道後山駅で下車します。 片面ホームの無人駅です。
昔は相対式ホームだった名残も見えます。 古い駅舎が残っていますが、駅事務所は、
駅の裏には休業中のスキー場のゲレンデや、休憩所の建物なども見られますが、周囲に
民家は少なく、人影は無く、秘境駅64位にランクされている雰囲気が伝わってきます。
待合室には古い駅名標が残されていて、駅ノートも置かれていて、道後山駅開業時の
新聞記事のコピーがファイルされています。
駅周囲には、「国鉄」の名称が所々に残っていて、駅前の廃屋には「国鉄旅行案内所」
の看板も残ったままです。
備後落合駅で折返しのキハ120形気動車です。 木次線のスイッチバックを乗車して
きた乗客が多い時もあるのですが、本日の乗客は少ないです。
岡山県の最西端の駅、野馳駅に下車します。 片面ホームで木造駅舎が残る駅です。
委託駅員が切符販売を行っています。 駅前にはタクシー会社があり、バスの車庫など
もあり、民家が集まっています。 駅裏は田畑の風景です。
16時41分 野馳駅 発 東城駅行
東城駅行の車両、キハ120形気動車は同じ
車両ですが、乗務員は交代しています。
広島県に入って最初の東城駅が終着駅となります。 1日3往復が東城駅までの運行と
なっています。 相対式ホームを跨線橋で結んだ駅ですが、跨線橋が老朽化して立入禁止
となっていますので、現在は片面ホームでの運用となっています。
駅舎は大きな瓦葺の駅舎となっていて、委託駅員が配置される時間もあるようです。
駅前には数台のタクシーも停車していて、少し離れた場所には商店街があるようです。
東城駅での折返し運行となっています。 乗務員休憩後、新見駅へ向けて出発します。
途中駅からは、浴衣姿などの乗客が乗込み、車内は混み始めます。
(理由は後程判りました)
17時42分 新見駅 着
新見駅へ戻り、伯備線の列車へ乗換えます。 米子駅行の列車は115形と114形の
2両編成です。 車内は非常に空いていますが、中国人の4人グループが乗車して
います。
備中神代駅、足立駅と山間部の長い駅間を過ぎ、新郷駅で下車します。
相対式ホームを踏切で結んだホーム待合所のみの無人駅です。
列車停止に合わせて、コミニュティバスが運行しているようで、下車した乗客がバスに
乗換えていきます。
伯備線の特急列車も通過する駅なので、通過列車の案内放送も時々流れます。
駅前の空地には、駅開業30周年記念の石碑と、「新郷駅の歌」の歌碑があります。
秘境駅112位にランクされている駅なので、周囲には民家が数軒と、通行量の少ない
道路が通っているだけなので、非常に静かな駅です。
19時56分 新郷駅 発 新見駅行
新見駅行きの列車に乗車します。
20時21分 新見駅 着
新見の夏祭りが行われています。 軽快な
音楽が流れ、暫くすると花火が打ち上がります。 先程の芸備線の乗客はね夏祭りに
出かける乗客だったようです。
「青春18きっぷ」の4日目のテツ旅は終了します。 本日は、四国の臨時
駅の訪問を行い、その後は芸備線と伯備線の秘境駅訪問ができました。
明日は「青春18きっぷ」の5日目の最終日となりますので・・・ (´・ω・`)
岡山駅の駅弁販売店で購入しました。鶏の色んな部位を色んな焼き方で
ご飯の上に乗せてあります。 鶏肉の美味しさがわかる駅弁です。