サブウーファーを買いました、TEAC SW-P300です。中高域よりのスピーカーを購入したのですが低域は出ているけどイマイチなのを補完するのが目的です。

 

「低域が中高域の音の輪郭を際立させる」なんて持論を元に。

 

※理論的に正しいのかはわからないです・・・。

※が、結果的にいい感じになったので。

 

 

 

 

アクティブサブウーファー:TEAC ティアック SW-P300

●HP : https://teac.jp/jp/product/sw-p300/top

●製造 : 2015~2020年(たぶん?)

 

●サブウーファー部

・形式 : 正面/底面置き・フロア型(密閉型、非防磁型)

・使用ユニット : 200mmコーン型

・インピーダンス : 8Ω(4層ボイスコイル)

・実用最大入力 : 150W(8Ω、JEITA)

 

●アンプ部

・形式 : ICEpower社の定格出力72Wアンプ(クラスD方式)

・定格入力 : 80W(8Ω、JEITA)

・周波数特性:40Hz~200Hz(-3dB)

・音量ボリューム : あり

・ハイカットフィルター : オン/オフ(切替式)

・ハイカット周波数 : 40Hz~200Hz(無段階可変式)

 ハイカットフィルター・オフ時は40Hz~20kHzを出力

・位相 : 0°/180°(切替式)

・オートパワー:オン/オフ(切替式)

 

●オーディオ入出力
[ローレベル入力]
・端子 : RCAピンジャック×1系統
・入力インピーダンス : 15kΩ
[ハイレベル入力]
・端子 : スクリュー式スピーカー端子(バナナプラグ対応) L+R 1組
・入力インピーダンス :200kΩ(バランス入力)
[ハイレベル出力](出力される信号はハイレベル入力のスルー出力のみ)
・端子 : スクリュー式スピーカー端子(バナナプラグ対応)L+R 1組

 

●電源 : AC 100V、50/60Hz
●消費電力 : 18W(待機時0.1W)
●外形寸法 :

・ 正面向き:W270×H300×D300mm(脚、サランネットを含む)
・ 下向き:   W270×H320×D291mm(脚、端子部突起部を含む)
●質量:9.6kg

 

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Hi-Fiステレオ・システムでの使用を第一と考え、量感よりもクリアさを優先した密閉型円クリージャー(MDF製21mm厚)、Hi-Fi専用設計の密閉型サブウーファー。ユニットは200mm径で、直径50mm/巻幅18mmの4層ボイスコイルと直径120mmの大口径マグネットを搭載したロングストローク・ウーファー。またセンターキャップにダブルキャップを採用することで最低共振周波数を下げ、付帯音を少なくしている。バッフル面を正面/底面と選択可能なコンバーチブル設計。

 

●バッフルを正面向きに設置  ※こちらの性能が優れる

・ 定位を重視したりキレを重視する場合

・ 左右各1台づつ、計2台サブウーファーを設置する場合

 

●バッフルを底面に設置

・ 量感を重視する場合

・ スピーカーのセンターにサブウーファーを設置できない場合

 

小型スピーカー向き。密閉型という事もあり、バスレフ型の沈み込むような量感はないが、中低域から高域を再生する事になる小型スピーカーとのスピード感が合うHi-Fi用として最適な設計となっている。

 

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●ブックシェルフ型スピーカーでクラシックを上手く鳴らせない

低域(低音)が足りないのですよ。例えばマーラーの交響曲第5番 第4楽章 アダージェットでいうと、最初の音が鳴っているのか・いないのか?というくらい静かに静かに始まる、とても静かな中に起伏がある、あれが上手く鳴らないんですよ。徐々に大きくなっては小さくなり、また前よりも大きくなっては小さくなりの・・・あの陽の光と影がきらめくよな繰り返しにも、グーッと耐えて耐えている静寂にも響くものもグッと来るものなく全然ダメ。

 

それが上手く鳴らないうえに最高潮に達するジャーン!ってとこが全然ダメ!ここすら盛り上がりに欠ける音で・・・中高域の音まではフニャーンと変な音で迫力もクソもなく・・・何が足りないんだろう?とずっと試行錯誤してきた。

 

 

●低域が中高域の音の輪郭を際立させる ※持論

機器やスピーカーのケーブル類を交換したり、アクセサリ類を使ってコントロールしてきたが、その調整に限界を感じてきた。そこでスピーカーに低域が足りないのは明白だったので、中高域よりのスピーカーでは難しいのかと思い、中低域よりのスピーカーを買ってはみたが、やっぱり足りない。低域がぼやける。前のスピーカーよりも中高域すらダメなってるぞ?はぁ???と悩む。

 

各オーディオ機器のセッティングやスピーカーの音質のコントロールにおいて(機器や環境によってそれぞれ違うので十把一絡げには語れないが)高域や低域を抑えたい・音が籠る・音に伸びを等々をインシュレーターやSPケーブル、電源ケーブル、ボード、ラックの素材などを変えて微調整を施す。この際に得た知識なんだけど「低域をしっかり出すことで中高域の音の輪郭が際立つ」逆もしかりであり。
 
 

●サブウーファーの購入

スピーカーの買い替えも検討したんだけど予算的に無理なのと、低音が出る大きなスピーカーは屋根裏部屋なのもあって、高さ制限があり置けないのですよ。それに今持っているスピーカーたちもクラシックを聴く以外では気に入っているし。足りない性能を補ってあげようとサブ―ウーファーの追加に行き着いたわけです。機器の交換もスピーカーの買い替えもせず、いちばんの安く済む方法がこれだっただけ。
 
 

●サブウーファーの選び方

実はサブウーファー初心者なのです。オーディオに関した知り合いも皆無です。なので、いろいろ調べた結果、中古で下記条件のものを探し試す。候補として「ONKYO SL-D500」「ONKYO SL-D501」(バフレフ型なのと寸法の問題で却下)がありました。
 
・ サブウーファーのアンプ部がデジタルであること(音の反応が早い、遅延がない)
・ 周波数特性は40Hzからでいい(20~30Hzは聞こえない人もいる領域)
・ 楽器のいちばん低い音が20Hz程だとか
・ 調整ツマミが付いたものを買った方ほうが自分チ流に調整できて良い
・ バッフル(ユニット?)を前に向けれるものを(下は低音の量感が増し過ぎる)
・ 音楽用途では密閉型の方が良いと言われている(音の抜けと共振の処理の問題)
 
 

●サブウーファーの使い方

・ 設置場所をしっかりしよう(振動対策、ボード、ラック、インシュレーター等)
・ ドスドスビシィビシィ鳴ってます!!で使ってない(こういうのは好みじゃない)
・ 鳴ってる?本当に??な感じが良い
・ あくまでも補助なのです彼は、主張はいらない
・ こういう使い方だと下や周りの部屋にまったく響かない
 
 

●サブウーファー導入後

マーラーの交響曲第5番が鳴ります。始まりの静かな中の小さな起伏もしっかり鳴り、ジャーンという盛り上がりも中高域が引き立つ。クラッシクに限らず、ジャズやポップスなど今まで聞いてきた音楽も「え?こんな音の表情が隠れてた?」というくらい微細な音の起伏がわかり、新鮮な感覚を味わえている。より良くなったと感じている。
 
 
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※関連記事

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2015年 製

2021年7月購入(中古)

2024年 売却(サブウーファーが必要なくなったため)

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