夏の北海道遠征 車de 長万部編['22年8月] | 吉田の写真日記_鉄道旅行/小世界放浪

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2022年8月30日

五所川原からR101を東へ、
青森に向かいます。


途中、国道沿いに解放されている
古民家に立ち寄り。


楠美家住宅と呼ばれるもので、
建てられたのは1886年。
築は優に130年を超えている
巨大な茅葺の古民家。

R7を経由して青森フェリーターミナル
到着。


停泊中の津軽海峡フェリー船


私の乗るのは青函フェリー
「あさかぜ21」




この日は穏やかな津軽海峡


頂上からの夜景が綺麗な
函館山が見えると、間もなく
北海道に到着です。


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2022年8月31日

昨夜は函館からR5を北上し、
長万部近くで車中泊しました。
朝、長万部駅へ。


駅南側に広大な側線、
これから営業に就く気動車が待機中
’22.8.31 長万部


広大な敷地はSL時代から、長万部が
鉄道の要衝であった名残です。
(長万部機関区~運転所 1993年迄)

現在、長万部の話題と言えば
北海道新幹線延伸。2030年の開業に
向けて、長万部に新幹線が通ります。
が、未だ工事の気配はなく、
私の知っているままの長万部でした。



構内東側の砂利の敷地も変化なし。

唯一変化があったのは、駅北側の
長万部温泉街に渡る歩道橋が撤去された
ことです。


跨線橋入口だった場所

ここから跨線橋を渡って温泉街に行きました。
古い、情緒ある温泉です。
跨線橋上は列車の写真を撮るのにも
良い場所でした。


長万部中央跨線橋から
北斗星3号
2007.6.7


期待を込めた看板が、
未だ変わらぬ駅に立ちます。


看板向こうをDF200貨物が通過

駅南側、自動車陸橋から長万部駅を
望みます。




変化は見られない駅構内


駅反対側は真新しい車庫が建ち、
若干区画整備の兆しあり


長万部駅舎

あと7年後、新幹線が着発し、
東京、札幌と結ばれます。
また、洞爺湖、室蘭への乗り換え口にもなる
わけで、期待は大きそうです。
が、未だ変わらぬ小さな町、変わらぬ駅です。


DF200貨物 3062レ



北斗2号 キハ281

HEAT281のロゴとグレースカート
を身に付けた復刻塗装車です。
この年の引退がアナウンスされていた
キハ281です。

少しだけR5を南下します。



貨車駅舎に立ち寄り
’22.8.31 中ノ沢


来春(’24年)廃止が検討されている
中ノ沢駅です。

もう一駅


無人ながらも広い駅舎
’22.8.31 国縫


駅間で列車を撮れる場所を探そうと
思いましたが、雨が強くなり駅ホーム
から撮ります。


北斗7号 キハ281

復刻塗装車を正面から


珍客「四季島」 E001系


DF200-1牽引 3059レ

長万部の北側、一駅だけ立ち寄ります。


いかにも木造駅舎の雰囲気
’22.8.31 静狩


先ほどの国縫もそうですが、JR北海道が先日
(’23年6月)発表した廃止を検討している42駅
の中に静狩も含まれます。一日の平均乗車人員が
3人以下ということ。

個人的にはブルートレインが走っていた
頃に、多く訪れた駅なので、寂しい気もします。

長万部-静狩間は、長い直線を列車は爽快に
飛ばします。強雨なのでかつての場所に立つこと
は考えませんでしたが、それにしてもJR関係の
係員が多い。駅にも、踏切にも。
列車に乗る人よりも遥かに多い印象でした。

衰退する線路と、的外れな業務。
各地を歩き、直感で感じるだけですが。


旭浜駅(2006年廃止)があった辺りの
直線を行くDD51×2「北斗星」
2009.10.19


函館よりFURIKO
札幌よりHEAT

今日も長万部近くで車中泊
明日は函館本線を北上します。

≪続く≫