高橋徹也です。
全国の移動に関する制限や各種イベントの入場制限などが緩和されたというニュースを目にします。先のことはわかりませんが、東京都は特に被害の増減を繰り返しながら、この状況が日常として定着してゆくのかな、なんて想像しています。今後は健康問題としてだけでなく、個人や社会の受け止め方もより大切になるのではと。もはや以前の日常に戻りたいとは思っていないし、そもそもそれがどんな日常だったのかも忘れかけてしまった今日。それはそれでとても自然なことではないでしょうか。前を向いて。
そして考え続ける。
そういう僕はこの十月、ほとんどギターも弾かずに淡々と毎日を過ごしていました。充電期間なんて言えば響きはいいけど、実際にはそんな大したものではなく。日々慎ましく生きています。この渦中、かなり慎重に行動してきたつもりの自分ですが、少しずつ外に出て人に会う機会も出てきました。十月に入ってから今年初めて映画館や動物園に出掛けたり、友人のおおくぼひでたかさんの絵の展示会にも顔を出したりと。外食や会食は控えていますが、少しずつ生活の彩りを増やしているところです。
そんな昨日。久し振りに東京・豪徳寺まで散策に出掛けてきました。この豪徳寺。ここは本当に東京か？と毎回感心させられるほど閑静で時の止まったような癒し空間。ちょうど紅葉シーズン直前で緑から赤に変わる途中の樹々がまた綺麗で。十月のマイナスイオン感じまくりのひと時でした。何というか前回ライブからちょうど一ヶ月。それなりに充電完了したかなぁと思わせてくれる豪徳寺散策となりました。いよいよ2020年も残すところあと二ヶ月。ステイホーム中に作った新曲を聴いてください！とか死んでも言いたかないけど（一言多いわな、俺）、少しずつ新しい季節が動き出した気がします。
例のあれも、もうすぐです。
それではまた。
adios!
高橋徹也
