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目白通りに繋がる放射7号線の未開通区間北園交差点そばのバス停から、

いよいよ埼玉県を目指します。


【吉61-1】系統 北園→新座栄

西武バス運行

2024.4.24(水)乗車


大泉学園駅始発のバスは超満員。均一運賃区間なので前ドア乗車ですがドアのすぐ脇に立ちしばしの辛抱。


大泉学園というエリア自体は、大泉学園駅のそばにあるわけではなく、北側に約3kmほど移動したエリアになります。この辺りに碁盤目状に整備された住宅街が形成され、人口規模は3万人以上の街となっています。

東京都と埼玉県の境は、多くが川や湖(多摩湖)、山地によって分断されていますが、このエリアだけは元来は無住だった都県境上に街開きしたため、今では隣の家屋との間に都県境が存在するという珍しいエリアとなっています。

実はこの地域の開発に関わったのが西武系のデベロッパーとして名を馳せたコクドの源流の会社。
元々は武蔵野台地に多く見られた雑木林を開墾して街を形成したため、碁盤目状に整然とした街区が整備されたエリアとの事。

西武バスも気付いたら埼玉県新座市に進み、県境を通過して10分足らずで終点の新座栄バス停に到着。

新座栄バス停から徒歩数分で新座市営の墓地がありますが、そちらのガードレールには、現在練馬区光が丘止まりの都営地下鉄大江戸線の新座市延伸をうったえる横断幕も掲げており、実際大泉学園エリアを通過するバスの運行頻度や乗車率を今回見る限り、地下鉄延伸も妥当ではないかと感じてしまいます。

ここは正規の営業所ではないものの、吉祥寺駅や朝霞駅といった南北方向につなぐ西武バスの大ターミナルの様相を呈していて、常にバス停横のセブンイレブンの裏には10台近くのバスが並ぶという光景を目にすることができます。

大泉学園町の再開発と地下鉄延伸。
今のところ大きな動きは無いようですが、今後の展開が気になるエリアです。

さて、自分自身はさらに西を目指しぶらり旅を続けます。