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たまには、茹でおきのチープな立ち食いそばを食べたくなるのです。
大江戸そば 赤羽3・4番線ホーム店
赤羽駅に立ち寄った際、ホーム上で見かけて思わず入店。
最近は立ち食いそばのレベルもアップしていて、先日も本格蕎麦店の味わいに負けないカップ麺の最強どん兵衛の投稿をしたばかり。
そんななか改めて茹で置き蕎麦を提供する、立ち食いそば店におじゃましてみることにしました。
赤羽駅で味わうのはもりそばの大盛。
若干味醂のアルコール臭が強めの、かつお節の風味が豊かに香る蕎麦つゆに、ふわっとした柔らかな縮れ気味のそばを浸して一心不乱に啜っていきます。
正直これはありだなと感じさせる食感。
ガチッとコシのある蕎麦でないので、やわらかめのうどんなみにスッと胃袋に収まってしまうのです。
この蕎麦のやわらかさに、先述の香りも味わいもクセのあるつゆがまたベストマッチなのです。
風味豊かな味わいや蕎麦の喉ごしを求めるのではなく、ともかく短時間で空腹感を埋めたいという時にはこの味が慣れ親しんだ一番しっくり来る味わいなのでしょう。
栃木・群馬方面への路線となる、宇都宮線・高崎線のホームに残っているのが根強い人気の証拠です。
乗り換えのわずかな時間を利用して、出勤や帰宅時の腹ごしらえをしてもう一踏ん張りするための存在と考えれば納得。
食事というのは、シチュエーションでまた変わった楽しみ方ができて、それは個人で千差万別の感情なのだなとこちらの大江戸そばさんを観ていて感じました。