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大雪からのトラブルの末、出会えた絶品グルメ。
フジ南宇和店の鮮魚コーナーて手にした、愛南町深浦港の天然ぶりの刺身。
写真の通りで全体が赤みがかった良い色あいが食欲をそそります。
身の弾力が凄く、ザクッと音を立てて噛み切る具合になります。まさに身が締まっているという言葉はこのブリのためにある言葉ではないかと感じてしまいます。
脂ののりも程よく、舌の上でベトつく感じはなく、一瞬ねっとりとした感覚はあるものの、サラッと消えていく感じがします。
それは上質なサーロインステーキを食べると口の中でとろけてなくなってしまう。という表現をグルメリポーターの方がされる事が多いのですが、まさにその表現がぴったり来るのではないでしょうか。
ぶり本来のしっかりとした香りと歯ざわりを楽しませる、牛ステーキでいえば赤身肉の様な味わいと、とろける脂のサーロインの様な食感を併せ持つ愛南・深浦のぶり刺しは、運搬で身崩れしないうちに捌ける、港からほど近い場所でしか味わえないまさに地元の逸品。
愛南町までお出かけになる機会はなかなかないかも知れませんが、四国で味わってほしい味覚のひとつに、間違いなく挙げておきます。
ごちそうさまでした❗❗