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伊予鉄道完乗へ。

2024.2.7(水)乗車


なかなか乗車する機会に恵まれなかった、伊予鉄道の郡中港〜松山市駅間。

前回投稿の通り宇和島からの帰途、伊予市駅で途中下車して乗り換えてみることにしました。

これで伊予鉄道は、路面電車線含めて完乗となりました。

南予と松山はしょっちゅう移動しているにも関わらず、いつもJR予讃線や宇和島バスの特急バスを利用してしまうため、なかなか乗車する事が出来ませんでしたので伊予市駅郡中港駅の周りもじっくり見て回ります。

JR側は伊予市の中心駅となるにも関わらず、なんと無人化されていました。

特急も停車し、予讃線の電化区間の西端になっている拠点駅のはずなのにこれは意外でした。


伊予市駅の横は道の駅の様なマルシェになっていましたが、ほとんどのお店が閉まっていました。


各店舗の表記をみると、たまたま水曜定休が多かっただけの様で、普段はもう少し賑わっている様なので、残念なタイミングでの訪問でした。


そのマルシェの一角を抜けると伊予市役所の建物が見えてきます。かなり新しいビルなので、移転してきたのかもしれません。

市役所を右折し、予讃線の踏切を渡ると左側にスーパーフジ伊予市店があります。
商業施設も伊予市駅周辺に、結構集まって来ている様です。


Googleマップで確認すると、伊予市の繁華街は郡中港駅と一駅隣の郡中駅の間に位置しているのが確認できたので、こちら側は新市街といった様相です。


JR伊予市駅から道路一本挟んだ反対側が、伊予鉄の郡中港駅。


港らしいものは見当たりませんが、北側に10分ほど歩くと海に出るようです。次回時間がある時に港や海岸にも立ち寄ってみたいものです。


元京王井の頭線のオレンジ一色の電車に乗車。
郡中港駅からは1車両7〜8名の乗車といった具合でしたが、やはり沿線の松前町に「エミフルMASAKI」という大ショッピングモールを抱えているのが大きいようで、最寄りの古泉駅を中心に乗車が増えてきて、松山市駅到着前には座席がほぼ埋まり、立ち客もちらほら見受けられる状態でしたので、伊予鉄の中心路線のひとつである事を窺い知ることができました。


沿線の景色は住宅が立ち並ぶ平凡な景色が続きますが、それだけ予讃線に比べても沿線人口が多いという事で、松山市への近郊輸送の伊予鉄と、南予への広域鉄道網と、「坊っちゃんスタジアム」へのイベント輸送に特化するJR四国という棲み分けができているのではないか。という沿線事情も車窓から感じました。


郡中港駅から松山市駅まで520円は、JR予讃線と比べても割高。
やはり速達性のあるJR線と、松山↔伊予市間よりも地元密着で沿線からの需要を取りこぼさない伊予鉄の対応の差が、運賃にも反映されているのではないでしょうか。

元井の頭線の車両という事もあって、伊予鉄道に引き渡される際には、伊予鉄道の走行環境に合わせるべく京王電鉄のグループ会社で改造されてから引き渡された模様です。

定刻で松山市駅到着。


ここからは松山空港を目指します。