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好物の納豆オムレツが新たな進化を魅せてくれました。
晩杯屋 新宿東口店
2024.2.27(火)訪店
2023年に新規オープンした、せんべろ立ち飲みの晩杯屋新宿東口店。
2回目の訪店となり味の進化に期待しておじゃましました。
まずドリンクは白ホッピーから。
手書きのメニューに目を移すと、ぶりの刺身は愛媛県産との事。ここは四国フリークとしてはオーダーしない訳にまいりません。
ぶり刺とホッピーにもよく合う塩チーズをまずはオーダーします。
ぶり刺は新鮮な味わいと鮮やかな淡いピンク色を堪能。
歯ざわりがザクッと弾力があり、脂のりも適度でベタついたり喉の奥で引っかかる事なくスッと消えていく様な食感。
しっかりと厚みがあり、5切れ皿に載って300円台とはまさに夢のコスパのおつまみです。
続いては前回正直焼きすぎた感の強かった納豆オムレツに再挑戦。
今回はうれしい半熟具合。トロトロの黄身と納豆が見事なハーモニーを奏ででいました。
半熟卵が納豆の粘り気を弱めてくれて、ずるっとまさに飲み物の如く流し込めるのが良いところ。
ただまだキッチン担当の方は修行中の様で、卵がオムレツ状に巻ききれていませんでした。
ただお箸で割いて中から納豆が出てくると、鮮やかなヒマワリのようにもみえて見た目も味わいも良しという事で、充分満足のいく一品となっていました。
続いてはカウンター上に並ぶ一品からチゲ豆腐をチョイス。
さすが新大久保が近いからか、唐辛子の辛さも本格的。豚バラ肉や白菜にこの辛さが染み渡って、ホッピーおかわり中焼酎を追加します。
ここで限定注文のメニューの呼び込みが入ります。
この時は「油淋鶏」でした。
熱心な店員さんの呼びかけに思わずオーダー。
人気中華メニューの油淋鶏が、晩杯屋の手に掛かるとどうなるのでしょう。
結果は鶏から揚げと野菜の甘酢あんかけ和えといった風情。ただこちらもなかなかの美味さ。
自身は前段で豆腐チゲを食し、辛さの刺激で舌が麻痺していた所に甘めの味付けの油淋鶏が供された事でリセット。
茄子などの野菜が多く、鶏肉も脂っこくなかったのでヘルシーに仕上がったうえに、独特の甘酸っぱさにはたまたお酒がすすみます。
御飯のおかずとしてのジューシーな油淋鶏ではなく、お酒のアテに徹する味わいに仕上げた晩杯屋仕様。
その味わいにすっかり満足して気分よく退店。
考えてみれば新宿という場所柄、何遍も目の前を通るのですが昼でもいつも満席。
それだけの人気が出るのも納得の美味さであります。
また次の訪店が楽しみになってきました。
ごちそうさまでした❗❗