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お松権現さんをお参りした後は、
徳島阿南バスでJR阿南駅を目指して帰途につきます。
徳島バスから地域分社化した会社ですが、徳島バス全体的に一定の運行水準を保っているのは評価できるのではないでしょうか。
実際この加茂谷線も、運行間隔が2時間以上空く事がほとんどありません。
山裾の加茂地区を出発して、阿南市を東西に貫く形で運行していく日野リエッセ。
途中には緑豊かな田畑が広がるこのあたりに忽然と巨大ビルディングが何棟も立ち並びます。
これがかの青色LEDで名を馳せた日亜化学工業の本社。
恐らくマイカーか専用の送迎バスの運行があるのでしょう。
結局土曜の学生の移動とも被らない時間帯の移動で、乗車は自分ひとりのまま阿南市役所前で下車。
平日と週末でダイヤを変えても良さそうには感じましたが、そのあたり地元の人口流動とのマッチングはできているのでしょうか。
徳島県南部に関しては、2021年大きなトピックスとなった阿佐鉄DMV開業や、JRと高速バス一般道区間の乗り継ぎなど、他地域では見られない先進的な取り組みがなされているので、ただやりましたではなく、ここから発展する方向で公共交通を育んでほしいと思います。
順調に進んで徳島駅では古参のキハ47系と最新型特急車両の2700系の並びも目にすることができました。