こちらのブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。
こちらの高速バス乗車時の待ち時間に利用しました。
岡山駅の高速バス乗り場は西口に集中していて、その乗り場のロータリーの向かい側にあるのがこちらののんき坊さん。
二代目 のんき坊
2022.12.4(日)訪店
1時間ほどの待ち時間で楽しんでいきます。
まず最初のオーダーはチャンジャとおでん単品で玉子とロールキャベツ。
チャンジャはごま油の香ばしさが際立つ、辛さ抑えめのタイプ。辛味が少ない分具材のタラの内臓のコリコリとした食感をしっかりと堪能できる、日本人好みの旨みを大切にしたタイプでした。
続いてはさっぱりおでん。
玉子とロールキャベツをいただきましたが、どちらもしっかりと出汁が染みてうまい。

特にロールキャベツはキャベツの中に巻かれた鶏ひき肉からじんわりと染み出してくる出汁の香りがたまりません。関西風の薄口の出汁なのですが、キャベツの葉に吸われた分と相まって口一杯にかつお系の出汁の香りが広がるので、関東風の濃口の味わい以上の香りを堪能できました。
そして最後に野菜多めの濃厚タレ牛スタミナ焼を頼みます。

これは白飯が欲しくなる濃厚な味わい。青森の源タレを彷彿させる濃厚な醤油ベースのタレをじっくりと絡めて鉄板で熱々に仕上げたスタミナ焼は、ご飯がなければ酒のあてとしてひたすら胃袋に納めるしかない美味さ。
酎ハイやビールの辛口ドライな味わいと相性抜群の味わいです。
岡山県というとベースの味わいが関西寄りの薄口なのかと思っていましたが、意外と味の強弱がしっかりしているのに驚き。

こういってはお店に失礼ですが、岡山駅の裏口といわれるエリアでひっきりなしにお客さんが出入りしている事こそが美味さの証拠でしょう。

高速バスで岡山へ旅行される方は、西口バスターミナルの真向かいという好立地なので、ぜひ訪れてほしいと思います。