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松屋の期間限定商品、またも気になって手を出してしまいました。


松屋のロモサルタード 3枚盛り(990円)

2023.6.27(火)実食


松屋の店頭広告で発見し、その名称と共に、「にんにく・スパイス・ごはんが進む」のキャッチフレーズに惹かれてしまいました。


そもそもロモサルタードはペルー料理。

ペルーに移民してきた中華系移民の方々が持ち込んだ中華料理の技法とペルー古来の風味を融合させたチファ料理のひとつで、日本語訳にすると、ロモサルタードは牛肉と野菜の炒め物となります。


限定メニューにしては待ち時間5分弱と早めの提供。

早速いただいてみます。


松屋で使用されているのは、牛肉ではなくトンテキ用の厚みのある豚スライス肉。これにウェッジカットといわれる皮付きのフライドポテトや刻んだ玉ねぎやパプリカとともにいただきます。


茶色の炒めダレからは醤油の風味と共に、クミンなどの様な木の実由来のスパイスの香りが漂います。

一時期巷を席巻したケイジャン料理の風味がします。

日本人好みのだし由来のうまみと、カレーのスパイスを融合させた味わいはたしかにご飯がすすみます。

にんにくの臭いはそれほど強く感じなく、あくまで隠し味に徹しているようです。


しかし太平洋の反対側の国で、これほど日本人の口に合う料理が存在したとは驚きです。

今回はあくまで「松屋風」であり、牛肉ではなく豚肉を使用したり、醤油風に感じた味わいは現地の味になるべく近づけるためミツカンのポン酢をアレンジして使用するなど、オリジナルとは異なる点もあるのですが、元来が中華料理であるため醤油ダレ実際使っているそうなので、本場の味にほぼ近いのは間違いないはずです。


ご飯は特盛にしましたが、スパイスとうまみが効いた具材たっぷりのロモサルタードに、あっという間に完食しました。


松屋は東欧ジョージアのシュクメルリをブレークさせた実績があるので、ペルーのチファ料理もこれに続くかもしれません。

その実力を感じさせる味わいでした。

ごちそうさまでした!!