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晩秋の讃岐路で巡礼の旅を満喫してきました。
新四国曼荼羅霊場 第二十番〜二十六番
2022.12.4(日)訪問
神仏習合のスタイルの新四国曼荼羅霊場。今回は讃岐路を抜けて伊予路の入口まで進みます。
今回もツアーバスに相乗りさせていただきますが、最初の御寺までは予讃線の比地大駅から歩いていきます。

1ヵ寺目は、曼荼羅第二十番札所の延命寺から参拝をスタートします。
延命寺の入口では落ち葉を集めての野焼きが行われていました。

国の勅使として讃岐国へ派遣された菅原道真にも縁があり、弘法大師開基の由緒ある御寺です。

続いては伊舎那院。
聖徳太子の開基と伝えられ、本尊は等身大の六臂の聖如意輪観世音菩薩、安産祈願・無事成長・学問成就など子供さんの縁が深い寺だそうです。

3ヵ寺目は旧財田町にある密厳寺。
厄除・長寿に御利益のある地域の拠り所となる寺院。

4ヵ所目は琴弾八幡宮。
四国八十八ヶ所の観音寺の隣の山上に位置しますが、こちらでなんといっても有名なのは裏手の展望台から望む、金運に御利益があるとされる銭形砂絵もうでは外せません。

5ヵ寺目に移動。
すぐお隣は愛媛県の観音寺市豊浜町。
その町にある札所が阿弥陀如来を御本尊とする宗林寺。

こちらの参拝を終え、瀬戸内の海の眺めながら愛媛県入り。
今は四国中央市という市名になった旧川之江市。
古くは奈良時代より阿波・土佐への交通の要所としての記録の残る場所に、十一面観音を御本尊が安置される光厳寺。

6ヵ寺目の参拝を終え参拝バスは四国山地の登りにかかります。
最後の参拝7ヵ寺目は山寺で、聖観世音菩薩がご本尊の真観寺。

土佐に向かう際に、同エリアに御縁のあった行基菩薩が開基したとされています。
さて今回の参拝ツアーはここで終了。この後は伊予三島駅近くでバスを降ろしてもらいました。
海のそばから山の懐深くまで。四国の地形を存分に堪能できる参拝となりました。