こちらのブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。


これは見習いたい分かりやすさです。


中部国際空港ことセントレアは、乗り継ぎでこそ使用した事がありましたが、公共交通機関で到達したのは初めてです。


はじめてセントレアに名鉄電車で到着して、まず感動したのはプラットホームの広さ。


成田空港も関西空港もホーム幅は通常の広さしかないため、スーツケース等大量の荷物でごった返してしまうのが難点で、成田の第2ビルの京成ホームに至っては、スカイアクセス線と本線の流動を分けるためそのカオスさに拍車がかかります。


セントレアはその点到着ホーム自体が5m位の幅がある上に、ホームドアという事ではないでしょうが自動ドアの奥にもベンチとスペースがあって、慌てることなく改札口に向かうことができます。


終着駅ですから頭端式のホームになりますが、


改札向かいの各ホームのサイネージにまた感動。

各電車の種別や出発時刻だけでなく、地図上で各目的駅を表示し、金山駅と名鉄名古屋駅に関しては到着時刻まで明示する徹底ぶり。


当然英語表記もあります。

これは他の空港鉄道でもぜひ導入を検討してほしいです(京成スカイライナーなどでも見た記憶がありますが、目立つ位置に設置をお願いしたい)。


さて、改札を出てターミナルビルに向かいますが、なんと通路の入口が4本に分かれています。


鉄道ターミナル側で、国内線出発・到着、国際線出発・到着と空港ロビー毎に通路を設けているのはセントレアだけではないでしょうか。


国内の多くの空港はターミナルビルに入ってから、複雑怪奇なエスカレーター等を駆使してようやく出発ゲートにたどり着くと考えると、このスタイルはかなりありがたい。特にお迎えで来港した時は導線が出発旅客ベースで引かれているため、分かりにくさに更に拍車がかかります。この点に関しても改善が計られているのは素晴らしい。


国際空港としては日本で一番後進のセントレアですが、導線のわかりやすさとしては光るものを感じました。


ただ第2ターミナルがオープンしており、その後の展開も気になるところです。また訪れる機会がありそうなので、その時にさらにチェックしてみましょう。


この先の旅程はまた後日の投稿で。