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話題の駅そばに行ってみました。

各マスコミでも話題になっていましたが、上野駅に立ち食いそばの無人店舗がオープンしたそう。
冷凍の調理済み麺を90秒でできたての状態で提供するとの事なので、どの様な具合なのでしょうか。

セルフ駅そば常磐線ホーム店
2023.6.20(火)訪店

上野駅に到着して11番線ホームへ。お目当ての店舗は中央改札寄りにあり、すぐわかりました。
本当に店員さんがいなく、お店の奥に自販機が1台だけ置かれ、その導線の両脇にカウンター席がある形です。
自販機のお会計は交通系ICカードのみ。

とりあえず期間限定のオープンとのことで、支払手段も絞っているようです。

2~3人待ちで自分の番に。
機械の形は昭和時代にあった、そば自販機にそっくりです。

紅しょうが天そばをモニターから注文。
680円は駅そばにしてはかなりお高め。日本初上陸とのことでこれもお試し価格かと。量産化できれば値下げも期待できます。

ラップのかかった使い捨て容器で登場です。

ラップをめくるとこの様なスタイル。

味自体はそばは茹でおきタイプのやわらか食感なのですが、蕎麦つゆの旨さは立ち食いそばでは無いレベルで抜群に美味かったです。かつおの枯節の香りと、かえしの醤油のピンとした味わいが口の中で鮮烈に感じられます。
冷凍の生つゆをその場で解凍するのでなし得る技なのかもしれません。このつゆの旨さに残さず完飲です。

値段設定からして毎日は無理ですが、またリピートしたいお味です。

店舗のシステムそのものの所感は、日本人は未だに欧米への憧れが強いのかな、と感じてしまいました。

フジテレビのニュースで詳細が分かりますが、

アメリカ🇺🇸シリコンバレー発の自販機と言いながら、開発者は台湾の方🇹🇼。
しかも日本発の機械をリスペクトして開発してくれているとは驚きで、日本人自身が日本の良さに気付いていない好例なのではないかと感じます。

麺は冷凍でなく茹でおきで、スープは冷凍のものをかけあわせて500円台の価格が実現できれば、毎日の1食の候補になる店舗です。

次の1手に期待したいYOKAI自販機です。ごちそうさまでした❗