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西新宿界隈で昔から営業されている、とんかつ店の豚珍館さん。
今回何年かぶりにおじゃましてみる事にしました。
西新宿 豚珍館
2023.1.23(月)訪店
若い頃には足繁く通っていて、厚さ3cmはゆうに超えようというロースとんかつが900円前後で食べられるとあって、連日行列ができるお店でした。
昨今の原材料費の高騰で、さすがに前の値段では食べられないだろうと思っていましたが、店頭のメニュー表を見たら、さすがに値上げはしているものの、以前と変わらない極厚とんかつが1,050円(訪問当時)で食べられるとは驚き。
ご飯と豚汁がおかわり自由のサービスも相変わらずで、
2023年現在この価格を維持してくれていることに感謝の念に耐えません。
お店は路地裏雑居ビルの2階。夜営業の方が空いているのも知っていての訪問でしたが、それでも階段で2~3人待ち。7、8分待って店内に入り4人用のテーブルに相席で通されます。
階段で尋ねられたとんかつ定食で間違いないか確認されたのち、1分経たずにテーブルに御膳が到着。
注文確認後すぐに調理が開始され、待ち時間のうちに揚げられていた様です。待ち時間のロスがないのも、ビジネスマンが多い西新宿の街では嬉しいポイント。
それでは久々の御対面のとんかつ、堪能させていただきます。
丁寧に巻かれたロースかつは肉汁が染み出してきて、2切れほどで茶碗のご飯が消化できてしまうのは変わらず。
コストギリギリの上質な肉を使っているおかげか、程よい歯ざわりの衣に包まれた肉はサクッと噛み切ることのできるやわらかさ。
大根やにんじんたっぷりで、とんかつの切れ端の小さな肉片や脂身で旨みを引き出した、ヘルシーで熱々な豚汁も味わいに華を添えます。
結局とんかつの旨味に惹きつけられてご飯は3杯おかわり。
最後はこんもり盛られた千切りキャベツに、豚珍館オリジナルの刻み唐辛子たっぷりで不思議な甘辛さのスイートチリソースをたっぷりとかけて、
脂っこくなった口の中をさっぱりさせて完食。
ボリューム・味共に昔と変わらず、お値段も200円程度の値上げで良くこのグレードを守っているなと改めて感心してしまいます。
昔を思い出してまたおじゃましたいと思います。ごちそうさまでした!