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百聞は一見にしかず。
という諺がありますが、自分の場合は「百観は一乗にしかず」で、まずはインターネット上で情報などを見るよりも乗ってみようという考え方から行ってきたのがこちらのバス。
2021.2.22乗車
名古屋名鉄BC(16:20)→なばなの里(16:55)
最近イルミネーションのスポットは冬場になると各所に登場してきますが、中部地方で有名なのが桑名市にあるなばなの里。
このなばなの里を経由して名古屋駅前の名鉄バスセンターと中部地方の総合レジャー施設で絶叫マシーンで名を馳せるナガシマスパーランドを結ぶバスに乗車してきました。
なぜこの路線に惹かれたのかというと、日本最大定員数の高速バスタイプの車両が運用されているから。
補助席まで使用しての定員はなんと65名。
1名少ない64名定員のバスは静鉄バスで運行してましたが、補助椅子をひとつ増設したタイプを三菱ふそうが開発して、このタイプを名鉄バスが積極的に導入しています。
まずは名鉄バスターミナルへ。
乗り場に行くと若者で列が出来ていました。
この時はまだ移動自粛の措置が取られている期間でしたが、感染対策をした上で近距離で出かける流れは既に出てきていました。
そしてお目当てのバスが登場。
1名で乗車は自分くらいでした。確かに通勤客向けの路線ではないですから仕方ありません。
座席は1番後方に座りますが、
ズラッと並ぶシートはやはり圧巻です。13列のシートに12個の補助席。乗車ドアがはるかかなたに見えます。
この路線にこのタイプが導入された経緯としては、やはりナガシマスパーランドへの輸送需要から。
1台のバスで2階建てバスより多くの定員が運べるのは、運行会社からしても魅力的。これを実現できたのは新開発の薄さの背もたれ。
しかし座面のクッション性は悪くなく、正味1時間程度の乗車時間なら苦になりません。当然リクライニングはしませんが。
その代わりという訳か、車内ではフリーWiFiも完備しているので、
リゾートに向かうエンターテイメント性という部分では期待に沿う形となっています。
バスは東名阪自動車道からなばなの里へ。
ほぼ定刻での到着。
ここでほとんどの乗客が下車。
バスはナガシマスパーランドに向かい、折り返し名古屋駅方面への乗客を乗せて帰ってくるのでしょう。
客層からしてもなかなか楽しい路線ではありました。名鉄バスの収益の柱として、しっかり活躍する事を願ってやまない車両でした。







