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3月季節外れの小雪が舞うなか、柏駅徒歩10分の王道家さんにおじゃましました。


時刻は午後3時過ぎ、先客は2名と超人気店にしては短めの列。ただあいにく店員さんの賄いタイムの様で、


20分ほど待って店内へ。


今回はチャーシュー麺3枚(850円)に、ライス大盛(180円)を注文。


まずはカウンター席について驚くのが、卓上調味料の豊富さ。



にんにくだけで、無臭おろしニンニク・熟成おろし緑にんにく・フライドガーリックチップと、王道家オリジナルの醤油ベースの漬けニンニク刻みの無限にんにくと4種類もあります。


その他にお酢や唐辛子、刻みしょうがもあります。これは味わいの選択が楽しみです。


着席してから10分ほどで、ライス→チャーシュー麺の順に着丼です。


早速スープをひと啜り。

スープの濃厚な色に対して味わいクリア。豚骨特有の臭み、牛乳にも似たあの匂いがほとんどしません。ただコクと舌の味覚は確かに豚骨エキスを感じるのが不思議です。辛めの醤油のキレ味と前述の豚骨のうまみを確実に感じられる、日本古来の鶏ガラだしの支那そばの様な感覚のスープ。でも全体の味わいは家系という不思議な美味さを持つスープです。自分は好みの味わいです。


麺は王道家オリジナルの自家製麺の中太麺


麺硬めで頼んだのですが、ちょうど良い歯ごたえの茹で加減になっていました。事前にYouTubeをチェックしていたのですが、柔らかめで頼むとモチモチ感が楽しめると伺っていたので次回の楽しみにします。

硬めの麺がしっかりとスープを絡め、口の中で美味いスープと共に解けていく感触です。


チャーシューは某店と同じく燻製チャーシューを使用。

豚ロース肉ではないかと思うのですが、ものすごく柔らかい。燻製の香りはサクラかナラの木ではないかと思うのですが、口に含んだ瞬間スッと香るだけでスープがメインのこの一杯の邪魔をしない。

本当に味・香りと全体の調和が取れた一杯です。


ラーメンばかり楽しんでいては、大盛のご飯が残ります。


海苔をスープに浸して巻いていこうと思うのですが、やはりネットでオススメの方法で。

無限にんにくと自家製といわれるマヨネーズをご飯にのせそれを巻いていきます。




無限にんにくの名に偽りなし。これ何杯でもご飯食べられます。たまり醤油と酸味の少ない卵黄のうまみが生きるマヨネーズの旨味が脳天直撃。濃厚な卵かけご飯に近い味わいがします。


まだまだご飯が残るので、続いてはガーリックチップにお酢をかけて。



これが濃い味に染まった口直しにまた最適。

どれだけニンニク食うんだろうとは考えてしまいますが、その迷いも一瞬だけ。この美味さに箸が止まりません。


最後は熟成緑にんにくを丼に少し残った麺や具と絡めて、ご飯を共に掻きこみスープの一滴まで残さず完食です。



これだけ完成度の高い一杯は、必ずまた食したくなります。個人的には家系ラーメンの究極の一杯として推したいお店です。


ごちそうさまでした❗❗