・・・抒情文芸選外佳作TOPの作品、かくれ里を改題、僕らの王国です。

さえない青年がじっちゃんからもらった、何ら価値の無かった山。そこへ来た大学で研究している女子大生とのラブコメ。

環境が大きなテーマです。・・・

 

「なんか聞かれたら、学生で調査のために立ち寄っただけって、答えてよ。」

 カーテンの向こうで、山添が振り返った。

「ここに一緒に住んでるって、言ったらどうする?」

「本当に追い出すぞ!」

 お昼ごろ教授は現れた、幸い山添は、植物の調査に出かけていていない。

「遠路ご苦労様です。」

「いやあ、聞いておりました通り、昔の日本の山が残っていますね。外来植物に侵されていない、貴重な日本の里山です。」

「じっちゃんが、自分の子どもの頃のままだって、話してました。」

「私の助手が、昔のままの生態系を、残している貴重な場所だと話してくれたので、それで興味を持ったのです。」

「助手が?」

「ええ間もなく来るはずです。ああ、あそこに、あちらが私の助手です。」

「こんにちは、教授お待たせしました。」

「おま、いや山添、、さん。」

「助手の山添から聞いてました。調査に協力的な方だと。」

 山添は、しおらしい顔をして頭を下げた。

 

 

短編(大人の童話) ぼくらの王国①  短編(大人の童話) ぼくらの王国② 短編(大人の童話) ぼくらの王国③

短編(大人の童話) ぼくらの王国④  短編(大人の童話) ぼくらの王国⑤ 短編(大人の童話) ぼくらの王国⑥

短編(大人の童話) ぼくらの王国⑦  短編(大人の童話) ぼくらの王国⑧ 短編(大人の童話) ぼくらの王国⑨

短編(大人の童話) ぼくらの王国⑩  短編(大人の童話) ぼくらの王国⑪ 短編(大人の童話) ぼくらの王国⑫

短編(大人の童話) ぼくらの王国⑬  短編(大人の童話) ぼくらの王国⑮ 短編(大人の童話) ぼくらの王国⑯

短編(大人の童話) ぼくらの王国⑰

 

 以前書いた私の絵本、なんとサラ・オレインさんが番組の中で紹介・朗読してくださいました。HPでも紹介されています。

今まで書いたもの。 いつか漫画の原作にできればと思います。

 

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いつか行った隠れ里 ①~㉝ 2017-07-25~2018-02-04    女子高生ユキが主人公、猫又ミーが途中で登場します。

ミーは猫又①~53 2018-03-19~2018-10-08     猫又ミーが主人公です。ユキも登場し、途中からローラ・香菜梨が登場します。

烏天狗 ①~㉔ 2017-06-03 ~2017-06-29  

  白龍の血を引く、女子高生紗世、烏天狗の山根、同級生で四神(青龍、玄武、白虎、朱雀の子孫)が、黒龍の化身と対決。

座敷童の寝床 ①~⑯ 2017-06-29 ~2017-07-23 

  女子高生ももは、ある日座敷童と出会う。やがて祖父のことを知り、座敷童もアマノ邪鬼も祖父の友達だった知る。

  やがて結婚したももから、座敷童もアマノ邪鬼はももの子どもとして誕生してくる。

ローラ・香菜梨はかごの外 2018-10-10 ~2019-8-25

 ミーは猫又で登場したカナリヤの化身、ローラ・香菜梨が主人公で日本や世界各地の、異世界を旅していきます。

ギャルとリーマンのごっこ遊び①~㉓2019-9-1~2019-10-5

ギャルとリーマンがギャルの友達の恋人を探して探偵ごっこする,年の差恋愛の物語です。

抒情文芸入選作品に絵をつけています。選者は直木賞作家出久根達郎氏でした。

僕とぼく①~㊲ 2019-10-8~2019-11-14

抒情文芸掲載作品です。選者は直木賞作家出久根達郎氏でした。

七人の小人①~㉟

抒情文芸掲載作品です。選者は直木賞作家出久根達郎氏でした

小さな男の子と大きな女の子の恋物語2019-11-15 18~2019-12-25

短編(大人の童話) 流星群①~㉖ 2019-12-26 ~2020-02-11 抒情文芸選外佳作作品です。選者は直木賞作家出久根達郎氏でした。

空を見るの唯一の趣味の山野とシンママ美知留との恋物語。 

短編(大人の童話) ピーターパン①~⑳ 抒情文芸佳作掲載作品です。選者は直木賞作家出久根達郎氏でした。 2020-02-11~2020-3-1

大人に無きれない男が出会ったのは初恋相手の娘だった。それを知ったのは結婚式の日、母親から言われてからだった。

ピーターパンは大人にならない,ウエンディの娘を連れて飛んでいく、それが子どもの頃印象的だったのです。

 

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〇言葉遊びと絵本(大人の童話っぽいです)、を出しました 。

笑いを呼ぶ言葉あそび、カラスは悪者ではないよ。 

 2012年に書いた本です。言葉一つでレッテルを貼る事から生まれる偏見を、童話のテーマに選んでみました。言葉一つで悪者にされたり、良いものにされたりする、カラス、コウモリ、黒猫、オオカミ、ゆきんこが主人公です。よろしかったらお読みください。

抒情文芸はほぼ創刊号から現在まで数十年投稿して最近は詩、俳句、短歌、いずれかは掲載され、小説も載るようになりました。

大衆文芸ムジカ(1号~3号&アンソロジー)は川柳、小説が掲載されています。

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