こんにちは。
暑いですねー、来週は30℃超えらしい。
まだ5月なのに先が思いやられますね。
今日のワインはチリシリーズの最終回、南部のマウレ・ヴァレーで造られるパイスというブドウ品種のワインです。
パイスは16世紀に、スペインのカトリック伝道者がチリに初めて持ち込んだブドウです。
同じ頃に北米大陸にもこのブドウが持ち込まれ、北米ではミッションという名前で呼ばれました。
(原産地スペインでの名前はリスタン・プリエト)。
以降、チリのワイン産業はパイスと共に歩んできましたが、質より量の時代だったため、たいしたワインはできませんでした。
やがて誰もがカベルネやシャルドネを造るようになり、パイスはすっかり忘れ去られました。
しかしマウレ・ヴァレーでは、近年になって畑に長年放置されていた樹齢の高いパイスが発見され、ワインを造ってみたら、あら不思議、おいしいワインができました。
これは畑が放置されていたために非灌漑地帯となったことと(昔は畑を水でビシャビシャにしていた)、ブドウが古木になって収量が落ちたため、自然に量から質へ転換されたのだと思います。
ブションは、チリワイン評論家協会で「ベストワインメーカー」に輝く生産者です。
このワインは野生に自生しているパイスだけを収穫し、天然酵母で発酵、ノンフィルターで瓶詰めしています。
実はワタクシ、人生初のパイスです。
どんな感じでしょー?
ブション・ファミリー・ワインズ
Bouchon Family Wines
ワイン名
パイス・サルバヘ
Pais Salvaje
ヴィンテージ
2022(とても良い年)
生産地
チリ セントラル・ヴァレー地方
DO マウレ・ヴァレー
品種
パイス100%
アルコール度数
12.0%
価格帯
¥2,500〜3,000
テイスティング
淡いルビー色。
やや強い香りで、レッドチェリー、シソ、紅茶、スミレ、湿った土の香り。
辛口、高い酸味、強い赤系果実の風味、タンニンの量は中程度で柔らか。ミディアムボディ。余韻は長い。
高い酸と強い果実風味が調和しています。なめらかな質感。時間が経つと、リキュールのような甘さが現れました。ピュアでジューシー、軽やかな味わいが楽しめますが、いたってシンプル。
レイティング
⭐️⭐️⭐️(とても美味いが物足りなさもある)
14/20




