こんばんは。
今日のワインは、フランスはロワール地方のスパークリング、クレマン・ド・ロワールです。
クレマンというのは、フランスの特定の産地で瓶内二次発酵方式で造られたスパークリングのみが名乗ることができる名称です。
クレマンを名乗れる具体的な産地は、
・アルザス
・ロワール
・ブルゴーニュ
・ボルドー
・ジュラ
・サヴォワ
・リムー(ラングドック)
・ディー(ローヌ)
あれ、けっこうありますね。
フランスのほとんどの産地を網羅してるような気がする
しかしクレマンで大事なのは、シャンパーニュと同じ製法で造られてるということです。
この瓶内二次発酵方式については、次回(たぶん)のシャンパーニュの投稿でお話ししたいと思います。
シャンパーニュはお高いものが多いけど、クレマンは比べたらリーズナブル。
ただし産地によって、テイストの傾向はかなり違います。
今回のロワールはフランス北西部の涼しい地域、ブドウはシュナン・ブランという品種です。
総じてクレマン・ド・ロワールは酸味が高く、スッキリとした辛口です。
ブリュットは辛口の意味ですが、ブリュット・ゼロは極辛口です。
生産者
シャトー・ド・ローレ
ワイン名
クレマン・ド・ロワール・ブリュット・ゼロ
ヴィンテージ
ノンヴィンテージ
生産地
フランス ロワール地方 クレマン・ド・ロワールAOC
品種
シュナン・ブラン100%
アルコール度数
12.5%
テイスティング
中程度のレモン色、発泡は穏やか。
やや強い香りで、レモン、リンゴ、洋梨、ビスケットの香り。
辛口、高い酸味のミディアムボディ。リンゴや柑橘のフレーバーが強い。後味は長い。
評価
⭐️⭐️⭐️(とても良い)
柑橘やリンゴのフレーバーと高い酸味がリフレッシュ感を感じさせます。キメ細かい泡。とてもドライですが、後味で果実のコクが感じられ、線が細い印象はありません。
しかし複雑さはいまひとつで、果実味とミネラルのストレートな味わい。
ちなみにSO2無添加だそうです。