こんばんは。
こちらでは昨日、さくら満開宣言が出ました。
平年より8日早いそうです。
しかしスギ花粉もマックスで、こっちはまったくもってありがたくないですね。
今年は去年よりもキツイです。
花粉症はつらいけど、白ワインが美味しい季節になるのはいいことです(冬が終わったってことだから)。
このイタリア南部シリーズでは、今日から白ワインを何本か紹介していきます。
今日のワインはフィアーノという品種のワインです。
フィアーノは古代ローマ時代まで歴史をさかのぼることができる地場品種ですが、ほとんど忘れ去られていた時期があったため、DOCに認定されたのが1978年と遅めです。
しかし2003年と早い段階でDOCGに昇格したのは、このブドウのポテンシャルを多くの人が認識したからでしょう。
造り手のヴァディアペルティはカンパーニャ州の造り手で、土着品種とテロワールの個性を表現したワイン造りを行っています。
生産者
ヴァディアペルティ
ワイン名
フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ
生産地
イタリア カンパーニャ州 フィアーノ・ディ・アヴェッリーノDOCG
ヴィンテージ
2021
品種
フィアーノ100%
アルコール度数
13%
テイスティング
濃いレモン色。
強い香りで、洋梨、レモン、桃、アーモンド、おだやかなグリーントーンの香り。
辛口、高い酸味、熟した果実味が強いミディアムボディ。後味は中程度。
果実味に凝縮感があり、高い酸味とのバランスが良いです。ピュアでクリーンなフレーバー。ほのかな塩味を感じるのは海が近い産地だからでしょうか。レモンの皮のような苦味が味わいを引き締めています。
評価
⭐️⭐️⭐️(とても良い)


