こんばんは。
台風一過、涼しいを超えて肌寒い![]()
赤ワインの季節が来ましたね❗️
今日はドイツシリーズの3回。
シュペートブルグンダーを飲んでみます。
この品種名、実はピノ・ノワールのドイツでの呼び名です。
ドイツ語で「黒いブルゴーニュ」という意味だそうな。
ドイツシリーズの①で、気候変動の影響によりドイツではブドウの糖度が上がり、白ワインの辛口がおいしくなったという話をしましたが、ドイツで温暖化の影響を最もポジティブに受けているのは赤ワインです。
昔のドイツの赤は、色も味も薄くて酸っぱいものがほとんどでしたが、今や評価はうなぎ上り。
現在では国内すべてのブドウ畑の3分の1以上に、黒葡萄が植えられています。
しかし気候変動は良いことばかりではありません。
この夏のライン川の干魃のニュースにはビックリしました。
ライン川沿いの斜面にはブドウ畑が広がっているので、影響は大きいでしょうね![]()
今日のワインの産地は、ドイツ南西部のファルツ地方。
ファルツはドイツ2番目のワイン生産規模で、国内最大の赤ワイン産地。
だいぶ南にあることからわかる通り、 ドイツで最も温暖な気候で、国境を超えたすぐ西はアルザスです。
生産者
ベルンハルト・コッホ
Bernhard Koch
ワイン名
シュペートブルグンダー・トロッケン 2019
Spätburgunder 2019
生産地
ドイツ ファルツ地方 QbA
ヴィンテージ
2019(とても良い年)
品種
シュペートブルグンダー100%
アルコール度数
13.5%
テイスティング
淡いルビー色。
やや強い香りで、レッドチェリー、ラズベリー、ディル、スミレ、クローヴ。
辛口、やや高い酸味、ソフトなタンニンのミディアムボディ。
後味は長い。
赤い果実のフレーバーが口中に広がります。柔らかい質感でやさしい味わい。でも果実味と酸味はしっかり感じられます。シンプルな味わいです。
ポイント
91
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次回はドイツシリーズの最終回。
ドイツでこれを飲まないわけにはいきません。
貴腐ワインです。




