【ブルゴーニュ⑤】ピュリニー・モンラッシェ | てつやのワインな日々

てつやのワインな日々

飲んだワインの感想を割とマジメに書いてます。
WSET Level3 Holder。

ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラ・ガレンヌ2016


ポール・ペルノ・エ・フィス

こんばんは。


膝が…痛いえーん

昨日の朝から急に痛み出しました。

ここのところ、ワインケースやらなんやら重い物をたくさん持ったので、膝にきたんだと思ってました。


しかし今朝よ〜く考えてみて、もしかしたらこれって痛風なのでは?。

ネットで調べてみると、痛風は足だけではなく膝にも起こりやすいんだそうです。


うーん、確かに最近ビールの消費量が急上昇だったしな。

しかし、痛風ってもっと痛いのでは?

膝を曲げると痛いので、歩くのは苦労しますが、「風が吹いても痛い」ってほどじゃないし、結局どっちなのかよくわからずプンプン


明日は仕事だし、少しでも良くなってほしいので、今日は休肝日ですグラサン


さて、今日はブルゴーニュの最終回、コート・ド・ボーヌの白ワインです。

この地区は赤ワインも造っていますが、むしろ世界最高峰のシャルドネワインを生み出す地域として有名です。



そもそもブルゴーニュのワインって、なんでこんなに高いんでしょう?


ワインも他の商品と同じように、需要と供給で価格が決まるわけですが、ブルゴーニュは生産量がとっても少ない、つまり供給が少ないんですね。

にも関わらず人気(需要)が高いので、みんなが欲しがり、さらに高くなっていくという図式です。


なぜ生産量が少ないのかというと、それはブドウ栽培者が持っているそれぞれの畑が小さいからなんです。


これは皇帝ナポレオン・ボナパルトが施行したナポレオン法典で、土地は長男男子が相続するという従来の考えが否定され、子孫全員が平等に相続するようになったことと深い関係があります。


その結果、何代にもわたって相続を重ねるたびに土地(畑)は分割され、今やブルゴーニュの畑は賽の目のように所有者が分かれています。

小さい畑からは少ない量のブドウしか生産できないですからね😢


一方、古くから商人の街だったボルドーは事業の法人化が進んでいて、このような事態は避けられたのでした。





白ワイン生産者

ポール・ペルノ・エ・フィス


白ワインワイン名

ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・クロ・ド・ラ・ガレンヌ 2016


白ワイン生産地

フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ボーヌ地区 ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュAOC


白ワインヴィンテージ

2016(とても良い年)


白ワイン品種

シャルドネ100%


白ワインアルコール度数

13.5%


白ワインテイスティング

濃いレモン色。

やや強い香りで、桃、マンゴー、レモン、ヴァニラ、クリーム、ハチミツ、アーモンドの香り。

辛口、やや高い酸味、なめらかな質感のミディアムボディ。果実とナッツの強いフレーバー。後味は長い。


柔らかでデリケートなタッチ。ふくよかな果実味を、甘いヴァニラの風味が出しゃばることなく支えています。こういうの飲むと、やっぱりシャルドネはブルゴーニュだなぁと思っちゃいますね。


白ワインポイント

97




次回はブルゴーニュから北へ。
アルザスです。