【ブルゴーニュ③】ジュヴレイ・シャンベルタン | てつやのワインな日々

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飲んだワインの感想を割とマジメに書いてます。
山形市在住。
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JSA ワインエキスパート

ジュヴレイ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニユ2014


ドメーヌ・フーリエ


こんばんは。

今はそら豆が旬だそうで。

そら豆、大好きなんですけど、なぜか地元のスーパーでは見かけないんですよ。

なんでだろう、山形の人はそら豆を食わんのか?

んなわけないと思うんですがキョロキョロ


今日はブルゴーニュの3回目、

コート・ドールの北側、コート・ド・ニュイ地域の赤ワインを飲みます。




コート・ド・ニュイは、間違いなく世界最高のピノ・ノワールを作る地域です。

かの有名なロマネ・コンティの畑も、この地域にあります。


もし世界最高のカベルネ・ソーヴィニョンを作る地域は?って聞いたら、答えはボルドーやナパ・ヴァレーに分かれると思うんですよね。

でも、ピノについては誰も異論がないはずニコニコ


そんなピノ・ノワールは、栽培がとても難しい品種として知られています。

冷涼な気候を好みますが、霜には弱い。

果皮が薄いために傷つきやすい。

果粒が大きく、隣の粒とくっついているため、湿度が高いとカビが生えやすい。


「涼しい所が好き、でも寒い所はイヤ、ジメジメはもっとキライ。ちゃんとケアしてくれないと病気になっちゃう」と、ワガママな女王様みたいですチュー


しかし女王様、その気になると芳香、豊潤、時には妖艶さすら覚えるワインになります。


ですが、高い人気と品不足、投機目的などによる価格高騰で、庶民が買える値段でそういった素晴らしいブルゴーニュを見つけるのは難しくなりました(泣)


昔はグランクリュだって買えたのにな…と遠い目で振り返ってしまいますが、自分ができる範囲で美味いワインを見つけていきましょー気づき

(いつになく前向きだ〜)


今日のワインはコート・ド・ニュイの北側、ジュヴレイ・シャンベルタン村の村名ワインです。

だいぶ奮発したけど、それでも村名(泣)





赤ワイン生産者

ドメーヌ・フーリエ


赤ワインワイン名

ジュヴレイ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2014


赤ワイン生産地

フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ニュイ地域 ジュヴレイ・シャンベルタンAOC


赤ワインヴィンテージ

2014(とても良い年)


赤ワイン品種

ピノ・ノワール100%


赤ワインアルコール度数

13%


赤ワインテイスティング

淡いルビー色。

強い香りで、レッドチェリー、ラズベリー、紅茶、リコリス、湿った葉、森の土の香り。

辛口。やや高い酸味、キメの細かいタンニンのミディアムボディ。後味はやや長い。


香りが素晴らしいです。高揚感があり、これぞピノノワールって感じです。味わいは軽やかですが、甘さを感じるほどに果実のエキスが強く、後味にはジュヴレイらしい鉄分も感じられます。

値段の割には奥行きが物足りない気がしますが、まぁ村名クラスですからね…。(←しつこい)


赤ワインポイント

96




次回からはブルゴーニュの白、シャルドネです。