こんばんは。
今はそら豆が旬だそうで。
そら豆、大好きなんですけど、なぜか地元のスーパーでは見かけないんですよ。
なんでだろう、山形の人はそら豆を食わんのか?
んなわけないと思うんですが![]()
今日はブルゴーニュの3回目、
コート・ドールの北側、コート・ド・ニュイ地域の赤ワインを飲みます。
コート・ド・ニュイは、間違いなく世界最高のピノ・ノワールを作る地域です。
かの有名なロマネ・コンティの畑も、この地域にあります。
もし世界最高のカベルネ・ソーヴィニョンを作る地域は?って聞いたら、答えはボルドーやナパ・ヴァレーに分かれると思うんですよね。
でも、ピノについては誰も異論がないはず![]()
そんなピノ・ノワールは、栽培がとても難しい品種として知られています。
冷涼な気候を好みますが、霜には弱い。
果皮が薄いために傷つきやすい。
果粒が大きく、隣の粒とくっついているため、湿度が高いとカビが生えやすい。
「涼しい所が好き、でも寒い所はイヤ、ジメジメはもっとキライ。ちゃんとケアしてくれないと病気になっちゃう」と、ワガママな女王様みたいです![]()
しかし女王様、その気になると芳香、豊潤、時には妖艶さすら覚えるワインになります。
ですが、高い人気と品不足、投機目的などによる価格高騰で、庶民が買える値段でそういった素晴らしいブルゴーニュを見つけるのは難しくなりました(泣)
昔はグランクリュだって買えたのにな…と遠い目で振り返ってしまいますが、自分ができる範囲で美味いワインを見つけていきましょー![]()
(いつになく前向きだ〜)
今日のワインはコート・ド・ニュイの北側、ジュヴレイ・シャンベルタン村の村名ワインです。
だいぶ奮発したけど、それでも村名(泣)
生産者
ドメーヌ・フーリエ
ワイン名
ジュヴレイ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2014
生産地
フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ニュイ地域 ジュヴレイ・シャンベルタンAOC
ヴィンテージ
2014(とても良い年)
品種
ピノ・ノワール100%
アルコール度数
13%
テイスティング
淡いルビー色。
強い香りで、レッドチェリー、ラズベリー、紅茶、リコリス、湿った葉、森の土の香り。
辛口。やや高い酸味、キメの細かいタンニンのミディアムボディ。後味はやや長い。
香りが素晴らしいです。高揚感があり、これぞピノノワールって感じです。味わいは軽やかですが、甘さを感じるほどに果実のエキスが強く、後味にはジュヴレイらしい鉄分も感じられます。
値段の割には奥行きが物足りない気がしますが、まぁ村名クラスですからね…。(←しつこい)
ポイント
96
次回からはブルゴーニュの白、シャルドネです。




