母が亡くなる前日に意識朦朧としている母に、最後まで一緒に暮らせなかった事を詫びた時に、母が私に返した言葉です。
あの時は、その言葉の意味を、そのまま
『気にしなくていいよ』って意味で捉えていました。
前日、私が勤めている会社でお家騒動が勃発して、バタバタしている事に少し触れましたが、その件、先日少し進展があって、私も巻き込まれて、一月から、左遷、降格で閑職に回される事になりました。笑
案の定、会社では、普段私の事を良く思っていない連中からは、あげ足を取られた様な事実と異なる偏ったタレコミ情報なども吹き込まれ、
『辞めたきゃ辞めな。貴方に期待はしてないよ』
って事ですね。と、受け入れ先の責任者にも言われてます 笑
そいつも、私の事を良く思ってない奴のうちの一人って事なんですけどね。
まあ、根本が間違っている事をしている経営者や、その取り巻きからなど、何をどう言われようとも、どうと言う事は無く、むしろ定年まで、セイセイと、居座らさせて頂きますって感じなんですけれども。
そんな事があったので、有難い事にこの3日間位で、私を多少慕ってくれている人達とは、何人かと色々と話しをする機会も頂いたのですけど、
その人達でさえ、今回の人事に多少違和感を感じているものの、メチャクチャ腹を立てる訳でもなく、
これからも、頑張って下さい。私達も頑張ります!
的な反応が殆どです。笑
『こんなおかしな人事納得いくか。もう、やってられないですよね!怒』
見たいな反応だと嬉しかったかなと、何処か冷めた感覚を抱かながら、
(しょうがないよなぁ。皆んな自分の事で一生懸命で、俺の人事なんて、本質的には興味ないだろうから…。こんなもんだなぁ。わかってたけど)
なんて、心の中で思っていたとき。。
『あっ…?』と気がつく事が…
母が亡くなる前の日のあの時の言葉。。
『いいさ。皆んな一生懸命生きているんだから。気にしてないよ』
あの時の母は、今の私以上に冷めた諦めの様な気持ちだったのかなぁ。と感じました。
今更ながら,
(お袋には、悪いことしたなあ。これも因果応報って奴か…)
笑ながら、話をしているものの心の中で、そんな事をぼんやりと考えていました。
セイセイしているのも事実だけど、やっぱりちょっと、寂しい気持ちではあるかな。
ま、私はせいぜい、こんな物って事でしょうね