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【乗車:2022.12.6】
(2024.6.30更新)
今回はJR小野田線の乗車記です。
JR小野田線は、山口県宇部市の居能駅を起点駅として、同県山陽小野田市の小野田駅とを結ぶ、路線距離11.6kmの路線と、その途中にある山陽小野田市の雀田駅から同市内の長門本山駅とを結ぶ2.3kmの路線本山支線から成る、JR西日本の地方交通線です。
全線単線電化(直流)の路線です。
終点駅の小野田駅を除き、全駅無人駅で、交通系ICカードは使えません。
運行する列車はすべて普通列車で、快速列車は走っていません。
↑宇部新川駅を始発駅とする小野田線列車。(宇部線宇部新川駅にて撮影)
元荷物電車であったクモハ123系の1両です。
朝の1往復(105系)を除き、全列車はこのクモハ123系1両で運用されています。
小野田線の起点駅、居能駅を始発・終着とする列車はなく、すべて居能駅の隣の宇部新川駅を起終点としています。(1日1本、小野田発新山口行もあり)
宇部新川駅を出た小野田線列車は、宇部線
を走り、隣の居能駅から小野田線に入ります。
↑居能駅
【起点駅、累計0.0km】
小野田線の起点駅です。
単式ホーム側に駅舎があり、その反対側に島式ホームがある構造ですが、相対式2面2線となっています。
駅舎はありますが、無人駅です。
この駅を始発・終着とする列車はなく、すべて宇部線の前駅、宇部新川駅となっています。(新山口駅を始発・終着とする列車もあり)
↑島式ホームの片側は柵が張られ使用されておらず、線路が錆びついております。
↑左カーブを抜けきり、少し行った先で厚東(ことう)川を渡ります。
向こうの橋は国道190号線。
↑厚東川を渡った先から、農地が目立つ景色となってきました。
この辺りの地名は「妻崎開作」で、「〇〇開作」という地名は山口県に多く見られます。
(画像奥方向、国道190号線沿いにニトリやドン・キホーテがあります)
↑妻崎駅
【累計2.5km、前駅(居能)から2.5km】
島式ホーム1面2線の駅です。
列車の行き違いが可能な駅です。
↑妻崎駅を出た辺り。
少し農地が混在している住宅地を行きます。
↑長門長沢駅
【累計3.2km、前駅(妻崎)から0.7km】
(↑2023.6.18撮影画像に差替)
単式ホーム1面1線の駅です。
↑長門長沢駅を出た先で、宇部湾岸道路、宇部興産専用道路とアンダークロスします。
↑雀田駅手前の踏切。
この辺りで宇部市から山陽小野田市に入ります。
↑雀田駅
【累計4.5km、前駅(長門長沢)から1.3km】
本山支線が分岐する駅(起点駅)で、小野田方向、長門本山方向とも1面1線のY字構造のホームを持つ駅です。
駅舎は2本のホームに挟まれるような場所にあります。
構造上、小野田方面から来る列車と、小野田方面へ行く列車との行き違いはできません。
本来、JR西日本の駅名標なら、白地に下は青帯のはずですが、この駅だけはオレンジ帯になっています。
それは、地元サッカークラブ、レノファ山口FC(J2)のチームカラーであるオレンジ色が駅名標に使われているので、このようになっております。
↑雀田~小野田港間。
小野田港駅に近づくにつれ、賑やかな景色になってまいります。
↑小野田港駅
【累計6.5km、前駅(雀田)から2.0km】
相対式ホーム2面2線の駅で、列車の行き違いができる駅です。
↑小野田港~南小野田間。
辺りは小野田市街地となってきました。
↑南小野田駅
【累計7.1km、前駅(小野田港)から0.6km】
単式ホーム1面1線の駅です。
駅周辺は小野田市の市街地で、近くに太平洋セメントの工場があります。
そのため(?)、駅付近に「セメント町」という地名があります。
↑南中川駅手前。
こちらも市街地で、「ウエスタまるき」というスーパーもあります。
↑南中川駅
【累計8.3km、前駅(南小野田)から1.2km】
単式ホーム1面1線の駅です。
雀田駅と同じく、レノファ山口FC仕様の駅名標です。
↑南中川~目出間。
市街地を抜けた感になってきました。
↑目出駅手前。
ここまで来れば、完全に市街地ではなく、山村という雰囲気です。
↑目出駅
【累計9.7km、前駅(南中川)から1.4km】
島式ホーム1面2線の駅です。
左手車窓に川(有帆川)が流れているのが見えます。
↑目出駅を出た先の右手車窓。
山の中を進んでいるように見えます。
「次は小野田駅・・・??」と疑いたくなるような風景です。
↑更に進んで行けば、川を渡り・・・
↑開けた景色となってきました。
↑そして、山口県道30号線とアンダークロスします。
↑山口県道30号線を潜った先に山陽本線が見え、小野田駅に進入します。
↑小野田駅
【累計11.6km、前駅(目出)から1.9km】
ご覧いただき、ありがとうございました。