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       (2024.6.30更新)

    【乗車:2023.6.18】


JR小野田線(本山支線)はJR小野田線の支線で、途中の雀田駅から長門本山駅とを結ぶ2.3kmの路線です。
全駅、山口県山陽小野田市にあります。

小野田線(本線)と同じく、JR西日本地方交通線で、全線単線電化(直流)の路線です。

全駅無人駅で、交通系ICカードは使えません。

上の画像( 長門本山駅にて撮影)にある123系の1両が行き来しております。

         ↑雀田駅

                【起点駅、累計0.0km】

小野田線(本山支線)の起点駅です。

(駅名標は本山支線側)

小野田方向、長門本山方向とも1面1線のY字構造のホームを持つ駅です。

構造上、小野田線(本線)の両方向の列車の行き違いはできなくなっています。

駅名標は本来のJR西日本仕様のデザインとは異なり、白地にオレンジの帯となっております。

地元サッカークラブ、レノファ山口FC(J2)のチームカラーであるオレンジ色が用いられています。

小野田線利用促進策の一環として、小野田線本線の南中川駅と同じく、2020(令和2)年3月に交換されました。

↑こちらが雀田駅の駅舎。

右側に停車している列車が本山支線の列車。

駅舎は2本のホームに挟まれるような場所にあります。

↑こちらは雀田駅の時刻表。

小野田線本線は両方向1日数本なのに対し、長門本山行は・・・

1日3本です!

列車本数の少ない秘境路線はどうなのかを乗って確かめてみたいと思います。

↑雀田駅発車時の動画。

↑(上の動画の一部)雀田駅を発車後、小野田線本線から離れて行きます。

(向こうの踏切が小野田線本線)

↑こちらは左手車窓。

向こうに見える建物は山ロ東京理科大学。

学校名に「東京」が入っていますが、地元山陽小野田市立となっています。

元々は学校法人東京理科大学として設置していましたが、2014年に学校法人が山陽小野田市と締結して公立化したのに伴い、山陽小野田市立となりました。

通学に小野田線を利用する学生は少なくありません。

↑この先の右手車窓。

大学に近いこともあり、学生向けの賃貸住宅もところどころに見受けられます。

↑更にこの先の右手車窓。

小高い山を臨む長閑な所をゆっくり進んで行きます。

少し行けば、浜河内駅に到着します。


    ↑浜河内駅

 【累計1.3km、前駅(雀田)から1.3km】

単式ホーム1面1線の無人駅。

ホームは進行方向左手にあります。

本山支線唯一の途中駅です。

↑浜河内駅ホームにあるキロポスト。

起点から1.3kmであることを意味しています。

↑浜河内駅を発車。

ちょっとした薮を抜けて行き・・・

↑そして長閑な住宅地を進んで行きます。

↑こちらは車窓左手。

遠くに製油工場が見えます。

↑この先、長門本山駅手前。

陸橋の下を行きます。

焼野跨線橋といい、跨ぐ道は国道でも県道でもありません。

↑長門本山駅到着時。

駅右手は住宅地でも農地でもない荒れ地です。

               ↑長門本山駅

 【累計2.3km、前駅(浜河内)から1.0km】

単式ホーム1面1線の駅。

降り口は進行方向左側です。

↑長門本山駅は小野田線本山支線の終点駅で、来た列車が折り返すだけの構造となっています。

↑ホームから来た方向を臨みます。

↑長門本山駅の待合室。

かつては駅舎がありましたが、現在は取り壊され、ホームと待合室のみとなっております。

↑駅から少し離れたところに、小さな郵便ポストがあるのみです。

携帯電話が普及したためか、公衆電話はありません。

↑長門本山駅前。

公民館やコミュニティ体育館などの地域の交流施設があります。

↑こちらは駅前の観光マップの看板。

↑駅付近の道路の左方向。(駅を背にして)

↑こちらは右方向。

この先、少しの間周防灘の海岸沿いを行きます。

↑長門本山駅近くのバス停の時刻表。

こちらは1時間に1本ほどあり、小野田駅方面に行く便もあります。

列車本数は非常に少ない路線ですが、秘境感は全くありません。

列車が少ない分、移動手段は路線バスでなんとか補っている、といった感じです。


ご覧いただき、ありがとうございました。

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