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(2024.7.15更新)
【乗車:2022.6.8】
JR山陽本線は、兵庫県神戸市中央区の神戸駅から、福岡県北九州市門司区の門司駅までを瀬戸内海沿い経由で結ぶJR西日本(神戸~下関)とJR九州(下関〜門司)の幹線です。
路線距離は、神戸〜門司間の534.4kmに加え、兵庫~和田岬間の2.7kmも含まれます。
一方、JR貨物としての山陽本線は、門司駅ではなく、門司駅から小倉寄りの北九州貨物ターミナルが終点となっております。
終点駅である門司駅構内を除き、直流電化となっています。
今回は、新山口駅から宇部駅までの区間です。(実際の乗車は下関駅まで)
この区間を含む山陽本線の下関駅までの区間は乗車当時、ICOCA、Suica等の交通系ICカードは乗車当時は使用できませんでしたが、2023年4月1日、徳山〜下関間のエリア拡大により、使用できるようになりました。
(現在は下関までの山陽本線全駅で使用可能、但し、ICOCAエリアとSUGOCAエリアとの跨りはNG)
↑新山口駅
【起点(神戸)から459.2km】
山陽新幹線との共用駅です。
在来線は、5面8線(単式2面2線+島式3面6線)の橋上駅舎を持つ地上駅となっております。
山陽本線から山口線が分岐する駅(起点駅)で、当駅始発・終着の特急「スーパーおき」が山陰の米子・鳥取とを結んでいます。
同線新山口~津和野間のSLやまぐち号の発着駅でもあります。
SLやまぐち号は、臨時運転で、運転する時期が限られています。
また、新山口~宇部間の別ルート、宇部線の分岐駅(起点駅)でもあります。
かつては「小郡」駅でしたが、所在する山口県吉敷郡小郡町が平成の大合併により、山口市に吸収合併され、それに合わせ、2003年に「新山口」駅に改称されました。
かつて名乗っていた駅名の「小郡」は現在は福岡県の甘木鉄道の駅名にも使われています。
「小郡」駅時代は、数々のブルートレインが停車していました。
新山口駅では列車接続の関係上、山陽本線徳山方面〜下関方面の列車で長時間停車するもの(いわゆる「バカ停」)が多く、列車によっては30分近く停車するものもあります(30分以上もあり)。
↑南北自由通路上にある在来線の改札口。
来訪当時、在来線は交通系ICカードは使えませんでした。
(現在は山陽本線全駅、山口線の湯田温泉と山口駅まで使用可)
↑今回乗る下関行の列車。
姫路以西で、広島周辺を除く山陽本線で健在の、黄色い115系の4両編成です。
↑新山口駅を発車します。
右隣の列車は山口線のキハ120系。
JR西日本の非電化区間(一部除く)で使用されている気動車です。
↑嘉川駅
【累計463.2km、前駅(新山口)から4.0km】
単式ホーム2面2線の無人駅です。
農地に囲まれた住宅地の中にある駅です。
宇部線の上嘉川駅はそこから北東に約1km行ったところにあります。
↑嘉川〜本由良間。
嘉川駅を出た先、国道2号線とアンダークロスします。
↑そして、更に長閑な田園風景となってきました。
↑本由良駅
【累計467.7km、前駅(嘉川)から4.5km】
単式ホーム2面2線の無人駅です。
↑本由良駅を出たところ。いよいよ山に囲まれてくるようになってきました。
しばらく行き、山口宇部道路とアンダークロスします。
中国自動車道小郡ICと宇部市街を結ぶ自動車専用道路です。
↑山口宇部道路と交差した先、徐々に山深くなってきました。
夜一人では歩きたくないような場所です。
↑こんな山中に、少しながらも民家が点在しています。
↑この先、トンネルに突入します。
・・・とはいえ、短いトンネルです。
↑トンネルを出た先、陸橋の下を行きます。
↑国道490号線と並走します。
さっきの陸橋で跨いだ道です。
↑更に進み、川(厚東川)を渡る辺りから、進行方向右手に山陽新幹線が見えてきました。
↑厚東駅
【累計448.0km、前駅(本由良)から10.3km】
「ことう」と読みます。
単式ホーム1面1線+島式ホーム1面2線の計2面3線を持つ無人駅です。
駅舎は山陽新幹線の高架下にあります。
この駅から宇部市内です。
↑厚東駅を発車。
しばらく山陽新幹線と並行していきます。
↑しばらく行って、山陽新幹線が山側へ逸れていくのがわかります。
↑宇部駅手前の左手車窓。
田んぼの向こうに宇部線が見えてきました。
↑宇部駅
【累計484.5km、前駅(厚東)から6.5km】
単式ホーム1面1線+島式ホーム2面4線で、単式ホームの厚東寄りの線路反対側を切り欠いたホームがあり、3面6線構造となっています。
新山口駅からの別ルート、宇部線と合流する駅(終点駅)です。
また、JR西日本とJR貨物の駅です。
次の宇部〜厚狭間に続きます。
ご覧いただき、ありがとうございました。