だいたい年に一度の割合で、鉄道の時刻表(紙製で「大型時刻表」と呼ばれているもの)を購入しています。
ここんとこはずっと、JR6社共同編集の「JR時刻表」(交通新聞社刊)を選んできましたが、今回は久々に「JTB時刻表」にしました。
「JR時刻表」にはない、国際線の航空ダイヤが掲載されているからです。
飛行機も好きな私は、国内の鉄道の時刻表だけでなく、日本と海外を結ぶ国際線の旅客機の時刻表を見るのも、楽しみにしています。
あの空港から、どこの国に、どの会社の飛行機が飛んでいるのだろう。
具体的に計画がなくても、想像旅行を勝手に頭の中に描いたりして。
ここ数年は「国際線時刻表」は受難続きでした。
23年夏季ダイヤは、相変わらず「休航中」とか、「時刻・運航日はお問合せください」の表記も目につくものの、思った以上に各路線が「復活」の兆しを見せてたり。
地方空港も含め、少しずつ、かつての賑わいを取り戻しつつあると感じました。
そういえばもっと以前は、トーマスクック社から発行されていた、(世界の鉄道の)時刻表も買ったことがあります。
ヨーロッパ版とそれ以外のオーバーシーズ版があり、両方とも購入したのですが、趣味では楽しんでも、実際の旅行にはまったく役立てることがないまま、トーマスクック社は今から10年前に、版権を別会社に譲渡。
ヨーロッパ版は現在は、その会社から発行が続けられているようです(オーバーシーズ版は不明)。
ただ、トーマスクック版にしても、ヨーロッパほぼ全域を網羅しているといっても、列車や駅の掲載は一部に限られ、必ずしもきめ細かに案内されているとはいえませんでした。
また、データが古くなっていたことが多々あったのも、否めない事実…。
そして、実際に行ったところで、時刻表通りに列車が動いてくれないというのはままある話。
比較的正確なのはスイスと日本くらい、さらに数分程度の遅れでもアナウンスが入り、丁重に謝罪までするというのは日本だけではないでしょうか?
だからなのか、海外の鉄道時刻表は、いつの間にか手に取らなくなってしまいました。
その代わりに開くようになったのが、タイヤメーカーのミシュランがヨーロッパ各国で販売している、その国のドライブ地図帳。
20年ほど前からダンナの影響で、ヨーロッパを中心に開催されている、自転車ロードレースの中継(日本ではCS放送のJ SPORTSなどで実況を見ることができます)を見始めたのです。
ところが私、レースそのものよりも、ヘリコプターや並走バイクが映す景色を見るほうにハマってしまい。
大きな書店に行ったり、通販などで、ミシュラン地図帳の各国版(フランス、イタリア、スペイン・ポルトガル、イギリス・アイルランド。スイスやドイツについてはミシュラン版ではないが、現地で別の会社のを買ったりした)をそろえたのです。
そして自転車レースの中継時には、ミシュラン地図と首っ引きで、今どのへんを走っているかチェック。
地図通りの道になってたりすると、思わずニンマリ。
地図の内容は結構詳しく、自転車レースに限らず、海外ニュースなどでヨーロッパの地名が出てくると、地図帳で探したりします。
また、いわゆるミシュランの緑色の旅行ガイドブックが日本語版で出ていた時代には、フランスやイタリア、スイス、ギリシャ、ニューヨークなどを購入。
遺跡や史跡、観光名所が出てきた際に、地図と併せてチェックしたりしています。
5月に入ると、いよいよ世界三大グランツール(大きな自転車の大会)のひとつ、「ジロ・デ・イタリア(通称ジロ)」が始まります。
毎年7月に開催される、世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」(通称ツール。もちろん三大グランツールのひとつでもある)と比べると、ジロは規模や華やかさの面ではツールに及ばないかもしれませんが、個人的には、映る景色はイタリアのほうに親しみを感じたりします。
緯度的に日本はイタリアのほうに近く、植生も似たようなところがあること。
また、特に観光名所でも何でもない田舎町などで、日本ではファッション誌などで「イタリアおやじ」ともてはやされる中高年の男性が、「どこにでもいるような普通のおじさん」として観戦しているのを見ると、何とも言えない親近感を覚えてしまうのです。
*ちなみに、三大グランツールのもうひとつは、8~9月開催の「ブエルタ・ア・エスパーニャ(スペイン)」。もっともブエルタはジロに比べても、さらにローカル色が強いかもしれません
ジロの初回放送は生中継なので、時差からして日本では深夜の放送。
再放送やオンデマンド配信もあったり、我が家でも録画してたりしますが、やはりライブで見る感動はこたえられません!
でも、在宅勤務時代だったらまだしも、現在はフルタイムの通勤生活。
疲れや年齢のせいもあって、起きてるのは耐えられず、時折自転車ならぬ「舟」をこぐこともありますが、なんとか「完走」したいと思っています。
そうそう、自転車中継では時折線路や、そこを走る列車も映ったりしますが、あくまで脇役。
それどころか、踏切の遮断機が途中で下りたりして、自転車集団を「分断」する場合は、かえって邪魔者扱いされることもあります。
それでも、ドライブ用のミシュラン地図では、もちろんひそやかな存在ではありますが、ちゃんとその場所に「線路」が記されていたりして。
これがまた、思わず顔がほころんでしまいますね。