前回のブログ記事で、自転車レースと首っ引きで、ミシュランの地図を読むのを楽しんでいることなどを書きましたが。

毎年5月に開催される、世界三大グラン・ツール(大規模自転車ロードレース)のひとつ、「ジロ・デ・イタリア(略称ジロ)」。
5月28日、晴天に恵まれたローマの街で熱戦に幕を下ろしました。

しかし、約3週間の大会期間中は例年以上に雨の日が多く、なかにはコース変更や短縮を余儀なくされたステージも。
また、雨による落車や体調不良などで、リタイアした選手が多かったことも目を引きました。

そしてもうひとつ、「レースそのものよりも周りの風景を見るのが好きな私」の目を引いたのは…

ジロのシンボルカラー、マリアローザ(濃いピンク色。毎日、累計で最も成績のよい選手が身に付けるジャージの色)に塗られた列車が、結構見られたこと!
時には選手と並走したり。

もっとも、中には人が乗ってる…というよりは、優勝トロフィーを運ぶために走っているような感じ。
大きな窓からは、ドンと構えた金色に輝くらせん型のトロフィーがあるのが見えました。

これも前に書きましたが、いつもは踏切などで選手の走行の「邪魔」になったりもする列車なのに、なんでやたら映ってたりするのかな、と思ってましたら、なんと今回のジロは、イタリアの旧国鉄が民営化された会社「TRENITALIA(トレニタリア)」がジロのスポンサーになっていたようです。
毎日の表彰式には、「TRENITALIA」のロゴが大きくスクリーンに映し出され、輝くトロフィーをステージごとの優勝者が受け取って…。

鉄道会社が自転車レースのスポンサーになったのは、十数年前かな、これも三大グランツールのひとつであるスペインのレース「ブエルタ・ア・エスパーニャ」で、スペイン政府全額出資の「レンフェ」がありましたね。
あのときは、スペインの列車の模型を優勝選手がいただいたりして。

環境にやさしい乗り物として注目されている、自転車と鉄道。
これからも、共存が進むといいですね。
*そういえば、CS放送の「J SPORTS」の自転車ロードレース解説者にも、鉄道好きのかたがいましたっけ