アジアンツアーで活躍する歴代メダリストたち! | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

アジアンツアーで活躍する歴代メダリストたち!

アメーバ「歴代メダリストたちのアジアンツアー活躍の歴史をご紹介!」

 皆さんおはようございます!夏のジュニアゴルフシーズンが終わったと思
 ったら来年のアジアンツアーのQスクール(予選会)の日程が発表されま
 した。

 すでに来年のトーナメントに向けての準備を進めています。

てんとうむし「Register For 2019 Asian Tour Qualifying School」
 
 さて、アジアンツーのコラムでも中島啓太くんのアジア大会金メダルを
 取り上げていて、歴代金メダリストを紹介したりしています。記事を
 翻訳して皆さんにもご紹介します。

 題して「アジアの金メダリストたちはアジアンツアーでどう稼いでうまく
 やっていってるか?」です。

てんとうむし「Asian Games – How former medallists have fared on AT」



アメーバ「アジアの金メダリストたちはどう稼いでいるか?」

 先日のアジア大会で日本の中島啓太選手が、鮮やかに個人、団体の金メダ
 ルを獲得しました。私たちは、これまでの金メダリストたちがプロ転向し
 て、アジアンツアーで戦ってその後どうやって稼いでいるのかを調べてみ
 ました。

 【個人メダリストの紹介】

◎張連偉(リャン・ウェンチョン)選手(中国/1994年銀メダリスト)

 中国ゴルフ界のパイオニアでもあるリャン選手は1994年のアジア大会(広
 島)での銀メダル後に輝かしい戦績を挙げて来ました。アジアンツアーで
 5勝を挙げて、2003年にはヨーロピアンツアーでアーニーエルスを破って
 優勝。翌2004年には中国人選手として初めてマスターズをプレーし
 ました。

 ※世界的な中国のコースミッションヒルズCCには、彼の名前を冠したコー
 スが作られています。アジア対ヨーロッパの対抗戦「ユーロアジア」のア
 ジアチームのバイスキャプテンを務めるなどしています。




◎シブ・カブール(インド/2002年金メダリスト)

 インドのシブ・カブール選手は、2002年に釜山で開催されたアジア大会で
 アマチュアキャリア最高となる金メダルを獲得、その後プロ転向をしまし
 た。
  
 アジアンツアーデビューした2005年にいきなりの初優勝、その年の新人王
 に輝き、2017年には年間3勝を挙げるなど現在(36歳)もアジアンツア
 ーで活躍するインド人のトッププレーヤーとして有名な選手の一人です。



◎ミゲール・タブエナ(フィリピン/銀メダリスト)

 2010年のアジア大会(広州)で銀メダリストに輝いたタブエナは現在アジ
 アンツアーのライジングスターとして活躍中です。

 彼は16歳でアジア大会で銀メダルを取り、その後17歳でプロ転向しまし
 た。そして20歳になる年に母国のナショナルオープンである「フィリピ
 ンオープン」でプロ初優勝を挙げています。

 
 
◎洪健堯(コウ ケンギョウ/フンチェン・ヤオ:台湾 銅メダリスト)

 彼は2010年のアジア大会で銅メダルを獲得、その後アジアンツアーや日本
 オープンでもプレーしています。2014年のアジアンツアーは一度も予選落
 ちがないなどの堅実な選手です。

 ※2017年度のアジアンツアーはトップ10が4回のランキング31位、クイ
 ーンズカップの3位が最高成績でした。



【団体メダリストの紹介】

◎ガガンジー・ブラー/チラフ・クマール/アニバーン・ラハリ

 今年の賞金ランキング4位のブラーとアジアンツアー1勝を挙げているクマ
 ール、アジアンツアーで7勝を挙げて2015年の賞金王に輝いた後、現在は
 PGAツアーで活躍するラハリの3人は2006年ドーハで開催されたアジア大
 会でインドチームとして銀メダルを獲得したチームメイトです。

 


◎詹世昌(センセショウ/チャンシー・チャン)

 チャンシーチャンは2006年のアジア大会の台湾チーム銅メダリストの
 一人。同期のPTパンは現在PGAツアーをプレーして昨年のランキングは 
 88位でした。

 彼自身もアジアの下部ツアーで5年間プレーして6勝を挙げるなどしてい
 て2016年には日本で開催された「アジアパシフィック ダイヤモンドカッ
 プゴルフ 2016」で最終日6打差を逆転優勝したのはサクセスストーリー
 となりました。



◎ラシッド・カーン(インド/2010年・チーム銀メダリスト)
 
 2010年にアジア大会でチーム銀メダルに輝いたカーンは、このコラムでも
 たびたび紹介してきました。2014年には、生まれ育ったデリーGC でも
 初優勝を挙げています。

てんとうむし「『アジアンツアーで優勝したカーンの驚きの少年時代とは?』」


 

◎ダンタイ・ブーンマ:22歳/ナティポン・スリトン:24歳(タイ)
 
 2010年のアジア大会でチーム銅メダルを獲得、これがタイの男子チーム初
 のメダルでした。スリトンは2015年9月にプロ転向し、2カ月後の「リゾ
 ートワールドマニラマスターズ」でアジアンツアー初優勝。ブーンマもそ
 の年にプロ初優勝を挙げています。

 ※アマチュア時代からの親友同士の二人が、お互いを刺激しあってアジア
 ンツアーで活躍中です。



アメーバ「中島くんのジュニア時代の写真もアップ!」

 いかがだったでしょうか?中島くんも日本人としては、4人目20年ぶり
 の金メダル獲得でした。

 実は、中島くんには特別に英才教育をしていて、中1の頃から台湾アマや
 東海クラシックのマンデーにも出してました。タイのジュニアの大会で
 プレーオフで負けたこともありました。

 今でも当時のジュニアたちはKeitaくんのこと覚えていて、「アジア大会で
 活躍しているのは、あの時のkeitaだろ?今年は来ないのか?」とよく聞か
 れます。

 「いまは日本のナナショナルチームのエースで世界の試合に出ている
 よ!」というと羨ましそうな顔をします。当時のジュニアも一緒に試合に
 出たことをずっと忘れないんですね!

 アジアジュニアゴルフ 協会発足当時(2011年)からのジュニアが、アジ
 ア大会金メダルは嬉しいですね!これからアジアを担う日本人選手として
 活躍してほしいと思います。
 
 小・中学生の皆さんは是非!アジアのライバルと競い合って強くなってく
 ださい!中島くんがジュニア時代にアジアでプレーしていた写真をアップ
 しておきます。