ヨーロピアンツアーで活躍する若い選手たちについて調べてみた! | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

ヨーロピアンツアーで活躍する若い選手たちについて調べてみた!

アメーバ「マシューフィッツパトリックなど注目の選手を紹介!」

 おはようございます!今週は久しぶりに東京にいて仕事をしています。また、
 連休明けから宮崎にキャンプに行くなど忙しくなります。

 さて、ネットではプレジデンツカップなど世界のトップクラスのゴルフニュースは
 たくさんアップされています。

 でも、そこに行くにはどんなステップを踏んでいるか?など私たち指導者の観点か
 ら見た興味にあるニュースはあまり載っていません。

 ということで、時間のあるときは、若い世代の選手たちについて調べています。

 今日はこれから終盤を迎えるヨーロピアンツアーの話題です。
 


アメーバ「今シーズンヨーロピアンツアーのシード権の取れそうな選手は6人」

 今年初めに若い選手たちがヨーロイアンツアーでも頑張っているというニュースを
 書きました。その後今シーズンはどうなったのでしょうか?

 てんとうむし詳細→ヨーロピアンツアーを引っ張るマキロイ世代に注目!(2015/1/16)

 今週のトーナメントで活躍しているのは21歳のマシュー・フィツパトリックです。

 イングランド出身の彼はジュニアを卒業した18歳で、ルークドナルドと同じノースウ
 ェスタン大に進学してすぐに全米アマを優勝!
 その後すぐにゴルフに専念するために大学を4か月で中退して、マキロイ等を育てた
 チャビー・チャンドラー氏のISMに所属してプロ活動に入ります。

 その後マスターズ、全英オープンを経験してヨーロピアンツアーに挑戦!Qスクールも 
 10アンダーの11位で通過して今年のヨーロピアンツアーに参戦しました。

 そして5回のベスト5など安定した成績でランキングも36位とルークドナルドの後継者 
 的な活躍をしています。今週も初日トップと近々優勝するのではないかと期待される
 選手です。

てんとうむし詳細→フィッツパトリックがウォーバーンで首位発進



 彼以外にも今年の1月にマキロイを破ってまさかの優勝を果たしたゲイリースタール 
 もランキング31位と頑張っています。

 てんとうむし詳細→チャレンジツアーから這い上がってきたGスタールが優勝!(2015/1/19)

 イリノイ大でNCAA選手権準優勝メンバーのベルギー人のトーマス・ピアースもヨーロ
 ピアンツアーを目指して大学を中退、2012年に20歳の時一回目のチャレンジでファー
 ストステージからQスクールを受験してファイナルを20位で通過!

 ツアー2年目の今シーズンの2015年に入って8月、9月と2種連続優勝を果たすなど
 上り調子の選手でし。学生時代は、抜群の強さではありませんでしたが。プロ転向
 して強くなった選手です。


てんとうむし詳細→ピータースがKLMオープンを制覇




 また、2009年全米アマを史上最年少の17歳で優勝したアンビョンホンも今シーズン
 一勝、彼もまたISMに所蔵する選手です。チャビーチャンドラーの若い選手を育てる
 手腕はすばらしいの一言です。

 ランキング19位のトミー・フリートウッドも平均飛距離300ヤード、パーオン率 
 73%と安定したショットメーカーで縦横の距離感がいいですね。ビデオを見てい
 てもキレがあって気持ちがいいです。



アメーバ「でも、今シーズンなかなか活躍できない選手もいます。あの選手も!」

 でも、今シーズンなかなか活躍できない選手もいます。

 マテオマナセロは今シーズンは不調です。本人もスイングと腕の振りとのバランスが
 うまく取れなくてボールが狙ったようにいかないと弱音を吐いています。ランキング
 も164位と低迷していてこのままではQスクールも覚悟ですね。
 
 22歳の彼も初めてのスランプでしょうから早く抜けだいたいと思っているようです。

てんとうむし詳細→Manassero refusing to panic over rankings slide

 また、今シーズンのQスクールを17歳で通過したマナセロの練習相手のレナト・パナ
 トーレもツアールーキーの初年度はランキング103位と苦労しているようです。

 てんとうむし詳細→17歳の高校生プロがヨーロピアンツアーデビュー(2014/12/13)

 二人とも今シーズン残りの試合に賭けている選手たちです。





 若い世代のジュニアたちはこういった先輩たちのチャレンジを見てどう思うでしょうか?

 いつかはQスクールに出て行ってシードを獲得してさらに上位にいかないとプロとして
 はやっていけないことはわかると思います。

 日本のジュニアの場合は「大学に行って体をつくって距離を伸ばす」と考えている子が
 多いと思いますが、海外の場合は、「早く経験を積んで少しでもスコアを出せるように
 ゲーム運びやゲームメイクに力を入れている。」ように思います。

 ゲイリースタールやフィツパトリックの飛距離はせいぜい280ヤードですから、距離
 を伸ばすよりもいかにフェアウェイにボールを打ってグリーンいにいるかですね。

 もちろん怪我防止もありトレーニングは必要ですが、まずは4日間で2桁アンダーを 
 出せるようにラウンド経験を積むことが大切でしょう。

 私が預かったらそんな感じで育てますね。みなさんはかがでしょうか?

 てんとうむし詳細→Qスクールは最終日の上がり6ホールが大事!(2014/11/21)


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