第78回塩竈みなと祭 | 哲風のBLOG

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 「海と社(やしろ)に育まれる楽しい塩竈」を目指している宮城県塩竈市に鎮座する志波彦神社鹽竈神社の神事,四季の移り変わりや,仙台,塩竈,多賀城,松島など宮城県内各地の名所,旧跡,行事などを紹介します。

 7月21日(月,海の日),第78回塩竈みなと祭が斎行されました。併せて陸上パレードが開催されました。

 塩竈みなと祭は平成26年11月26日に,ふるさとイベント大賞第1回「内閣総理大臣賞」を受賞しています。延喜式内名神大社・志波彦神社,陸奥國一之宮・鹽竈神社の御神輿を奉安した御座船「龍鳳丸」,「鳳凰丸」が日本三景・松島湾を巡行します。東日本大震災においても中止せず継続して実施し,被災地の復興の象徴になりました。東北の夏祭りはここから始まります。写真と動画で報告します。

 

港祭(1)

 

 志波彦神社の御神輿です。鹽竈神社の御神輿が塩竈市内を巡行する御祭りは年に3回ありますが,志波彦神社の御神輿が巡行するのは,この塩竈みなと祭だけです。

 

港祭(2)

 

 鹽竈神社の御神輿です。

 

港祭(3)

 

 午前10時10分頃から,志波彦神社,鹽竈神社の順で,御神輿が表参道(表坂)をお下りになられます。神職,来賓,御神輿の前後を供奉する各団体らも下ります。まず,志波彦神社です。

 

港祭(4)

 

港祭(5)

 

港祭(6)

 

港祭(7)

 

 

 次に鹽竈神社です。

 

 

港祭(8)

 

港祭(9)

 

 西埠頭に先回りして,御神輿をお待ちします。御神輿は西埠頭に御到着した後御座船に乗ります。志波彦神社の御座船は龍鳳丸,鹽竈神社の御座船は鳳凰丸です。現在の御座船は築後約60年が経過しています。御座船新造に向け寄付金を募集しています。志波彦神社の御神輿は,塩竈市魚市場の新築を記念して昭和39年に水産業者らによって奉納されたものです。鹽竈神社の御神輿は享保年間(1716年から1736年頃)に製作されたものとのことです。

 午前11時35分頃志波彦神社,鹽竈神社御両社の御神輿が到着しました。

 

 

港祭(10)

 

 

港祭(11)

 

 午後零時15分過ぎ,御座船は供奉船75隻を従えて御発船です。神輿海上渡御です。御座船は宮城郡七ヶ浜町の代ヶ崎浜前を通過し,鳳凰丸は松島海岸,塩竈市の離島である浦戸諸島(寒風沢島,石浜,野々島,桂島)に寄港します。龍鳳丸は花渕浜,塩竈市魚市場に寄港し,塩釜水産物仲卸市場周辺を渡御します。これは1年交替です。

 

 

港祭(12)

 

 

港祭(13)

 

 午後1時から鹽竈海道(県道北浜沢乙線の一部)の一部で塩竈みなと祭陸上パレードが開催されます。

 

 

港祭(14)

 

港祭(15)

 

港祭(16)

 

港祭(17)

 

 午後2時頃から「よしこの塩竈」小学生の部です。

 

港祭(18)

 

港祭(19)

 

 

 

港祭(20)

 

港祭(21)

 

港祭(22)

 

港祭(23)

 

 この日の塩竈市の最高気温は35.2℃だったとのこと。私はこれで終了(苦笑),涼しい所へ避難しました。帰宅後はシャワーを浴びて,「ひとり直会」です。