7月13日(日),鹽竈神社(宮城県塩竈市一森山)流鏑馬神事が斎行されました。鹽竈神社流鏑馬神事は鎌倉時代初期,陸奥國留守職(るすしき)・伊沢家景が三頭の馬を献じて流鏑馬を行い,部下の士気を高めたのが始まりと伝えられているものです(志波彦神社鹽竈神社HP)。写真と動画で報告します。
流鏑馬神事は午後2時から鹽竈神社馬場で斎行されます。
第二講堂前に射手らが待機しています。午前10時30分過ぎから馬場で素走り(すばしり,練習・試技)です。
流鏑馬神事の前に,御釜神社(塩竈市本町)で潮垢離(しおごり,禊のこと。「塩垢離」とも。)が行われます。午後零時30分過ぎに志波彦神社鹽竈神社第二講堂前を出発し,鹽竈神社で最も古い参道である七曲坂を下ります。七曲坂は奈良時代にはあったものと推定されていますが,もっと古いかも知れません。
鹽竈海道(都市計画道路 北浜沢乙線の一部)を進みます。
御釜神社です。射手らが参拝します。
御釜神社での潮垢離が終了し,七曲坂を上って来ました。
神馬舎・神龍社前です。
午後1時45分頃馬場に射手3人ら関係者が登場しました。
射手は随身門(楼門)を通って,鹽竈神社に参拝しました。
2回素走りが行われます。写真はその一部です。
いよいよ流鏑馬です。三人の射手が三つの的を次々と射抜いて行きます。それぞれ3回行われます。矢が的に的中することは除災招福の瑞祥とされています。動画はその一部です。今年はかなり的中しました。
午後2時40分頃流鏑馬神事が終了しました。