7月10日(月),鹽竈神社(宮城県塩竈市一森山)例祭が斎行されました。写真及び動画で報告します。
例祭は午前11時からです。流鏑馬神事は,かつては例祭の日の午後2時から斎行されていましたが,現在は7月第2日曜日の斎行に固定されています。例祭の前に鹽竈神社別宮・左右宮に参拝し,絵馬殿で「奉祝鹽竈神社例祭 児童書道展」を見学します。
舞殿では,塩竈神楽保存会が神楽を奉納していました(神事斎行中は休止します。)。
例祭は鹽竈神社別宮において斎行されます。鹽竈神社の主祭神は別宮に祀られている鹽土老翁神(しおつちおじのかみ)です。神職,来賓,責任役員などが四足門(四脚門,唐門)からやって来ました。別宮に昇殿します。
御出幣式の浄砂が撒かれます。
御出幣式です。かつては朝参神事と言われていたとのことです。三神殿(別宮,左宮,右宮)に奉安の大神幣を奉截し,神宝を奉持し,随身門(楼門)前まで出御され,まず南面して大神幣を左,右,左と三度振り奉り,神社に向かって再び左,右,左と三度振り奉って神殿に還御します。国家泰平・国民平穏を祈る極めて古い伝統に基づく神秘な儀式として注目されています。
神事終了後,浄砂を頂戴することができます。