第76回塩竈みなと祭 | 哲風のBLOG

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 「海と社(やしろ)に育まれる楽しい塩竈」を目指している宮城県塩竈市に鎮座する志波彦神社鹽竈神社の神事,四季の移り変わりや,仙台,塩竈,多賀城,松島など宮城県内各地の名所,旧跡,行事などを紹介します。

 7月17日(月,海の日),第76回塩竈みなと祭が斎行されました。写真・動画で報告します。

 

 志波彦神社の御神輿です。鹽竈神社の御神輿が塩竈市内を巡行する御祭りは年に3回ありますが,志波彦神社の御神輿が巡行するのは,この塩竈みなと祭だけです。

 

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 鹽竈神社の御神輿です。

 

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 発輿祭の前に,志波彦神社鹽竈神社氏子青年会,御神輿の前後を供奉する各団体らが志波彦神社鹽竈神社(宮城県塩竈市一森山)に参拝します。

 

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 午前9時40分頃から鹽竈神社表参道(表坂)上で発輿祭が斎行されました。

 

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 午前10時20分頃から,志波彦神社,鹽竈神社の順で,御神輿が表参道上をお下りになられます。神職,来賓,御神輿の前後を供奉する各団体らも下ります。まず,志波彦神社です。

 

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 次に鹽竈神社です。

 

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 表参道下です。肩替の後御神輿は塩竈市内を巡行し,塩釜港西埠頭(塩竈市港町一丁目)に向かいます。

 

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 途中,太田與八郎商店(塩竈市宮町,太田屋)前でも神事が行われます。

 

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 西埠頭に先回りして,御神輿をお待ちします。御神輿は午前11時45分頃西埠頭に御到着です。そして,御神輿は御座船に乗ります。志波彦神社の御座船は龍鳳丸,鹽竈神社の御座船は鳳凰丸です。志波彦神社の御神輿は,塩竈市魚市場の新築を記念して昭和39年に水産業者らによって奉納されたものです。鹽竈神社の御神輿は享保年間(1716年から1736年頃)に製作されたものとのことです。

 

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 午後零時15分頃,御座船は供奉船76隻(産経新聞の報道)を従えて御発船です。神輿海上渡御です。御座船は宮城郡七ヶ浜町の代ヶ崎浜前を通過し,龍鳳丸は花渕浜,塩竈市魚市場に寄港し,塩釜水産物仲卸市場周辺を渡御します。鳳凰丸は松島海岸,塩竈市の離島である浦戸諸島(寒風沢島,石浜,野々島,桂島)に寄港します。これは1年交替です。塩竈みなと祭は,平成26年「ふるさとイベント大賞」において最高賞である内閣総理大臣賞を受賞し,全国にその名を知られる御祭りとなりました。

 

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 御神輿が海上渡御をしている間,鹽竈神社表参道下周辺の鹽竈海道(県道北浜沢乙線)では陸上パレードが行われ,よしこの塩竈踊りコンテストなどが開催されます。それにしても暑過ぎます(ミヤギテレビ(日テレ系)のニュースによると,当日の塩竈の最高気温は33.5℃とのこと)。

 

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  昼食です。一森寿司(塩竈市西町)で特上にぎりを食べます。もっとお得な値段で上にぎり1.5人前を食べることもできます。

 

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 水分・塩分を補給したり,カキ氷を食べるだけではとても持ちそうにありません。私は午後4時15分頃まで冷房の効いた所に避難しました(笑)。

 

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 龍鳳丸,鳳凰丸がそれぞれの寄港を終え,午後4時45分頃西埠頭に戻られました。

 

 

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 この後,御両社の御神輿は市内を巡行し,鹽竈神社表参道を午後6時35分頃からお上り,還御されます。最後まで御神輿をお見送りになった元気な方もたくさんいたようですが,私はJR仙石線・本塩釜駅(塩竈市海岸通)前までで,その後は一人直会をしました(笑)。

 

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