1月21日(金),祓ヶ崎稲荷神社(宮城県塩竈市尾島町),浪切不動尊(塩竈市権現堂)に参拝しました。写真で報告します。
祓ヶ崎稲荷神社です。江戸時代仙台藩主が鹽竈神社(塩竈市一森山)参拝の折はこの地において祓い清めた後参拝したことなどから,鹽竈神社の祓所としての役割を担っていたとのことです。宮城県神社庁の神社検索によると,祭神は倉稲魂神(うかのみたまのかみ),猿田彦神(さるたひこのかみ),大宮賣神(おおみやのめのかみ)です。由緒は,「創祀年月は不明ですが,文政3年(1820年)7月社殿を再建し,京都の伏見稲荷大社から霊璽を奉遷して正式に稲荷神社となりました。平成元年11月に現在の社殿を改築し竣工」したとのことです。
なお,鹽竈神社氏子三祭(帆手祭,花まつり,みなと祭)において,祓ヶ崎稲荷神社宮司・榊原久康氏が鹽竈神社の神輿を先導する猿田彦役を務めています。
浪切不動尊です。防災・大漁・眼病の仏です。古くは堤脇に本尊があったところ,後に民の浄財で仏像を安置したとのことです。鳥居があるので神社かなと思ってしまいますが,空海(弘法大師)が唐から帰国の際嵐に遭遇し,海上が荒れ狂う中不動明王に祈願したところ,全身から光を放って荒波を切り鎮め空海を救ったという伝承によるものです。