大阪造幣局の桜の通り抜け(2025年4月) | 鉄道で行く旅

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2025年4月9日(水)に大阪造幣局の「桜の通り抜け」を見に行きました。

 

大川沿いのサクラ(ソメイヨシノ)が満開でした。

 

大川沿いのサクラと京阪特急です。

 

川崎橋付近のサクラと京阪電車です。大阪城天守閣も写っています。

 

満開になっていた川崎橋付近のサクラと京阪電車です。

 

川崎橋付近のサクラです。

 

予約時間になったので、大阪造幣局に入っていきました。この中で、造幣局名物の桜を鑑賞しました。

 

笹部桜です。水上勉氏の小説『桜守』のモデルとなった笹部新太郎氏が、実生の中から選出育成した桜です。直立高木で成長が早く、花は淡紅色で、花弁数は14枚程の中輪です。

 

奥都です。咲き始めは淡紅色ですが、満開時には白色となります。直径4~4.5cm、花弁数は20枚の八重桜です。

 


永源寺桜です。滋賀県の永源寺の境内にあった里桜でこの名が付けられました。花は香りがやや強く淡紅色から白色に変わり、大輪で下垂します。

 

これも永源寺桜です。

 

綾錦です。北海道松前町の桜研究家浅利政俊氏が「松前早咲」の実生の中から選出育成したものです。花は淡紅色の大輪で花つきがよく、花弁数は30枚弱です。

 

高台寺です。京都洛東高台寺の玄関口にある桜で、花は淡紅白色、花弁数は10~15枚の優雅な大輪の桜です。

 

二尊院普賢象です。京都嵯峨野の二尊院にあった由緒ある名桜です。親木は枯死しましたが、京都の佐野藤右衛門氏の接木により後継樹が残っています。花は菊桜系で濃紅色で、花弁数は80~150枚あります。

 

御室有明です。京都御室の仁和寺にある代表的な里桜で、足もとから淡桃白色の花が咲き、低木状をなしています。一重八重の優雅な品種です。

 

今年(2025年)の花の「蘭蘭」です。北海道松前町で、「白蘭」と「雨宿」との交配から選出育成された桜です。北海道松前の子供達が上野動物園のパンダ「蘭蘭」の死を悼んだことと、花が密集して咲き、その付き方がふくよかでパンダの毛並みに似ていることからこの名が付けられました。花は白色に近く、花弁数は15~20枚です。

 

黒田百年です。京都府京北町の黒田神社境内にあった名桜で、京都の佐野藤右衛門氏によって、接木し育成され、明治100年を記念する意味も含め、この名が付けられました。

 

松前琴糸桜です。北海道松前町の桜研究家浅利政俊氏が昭和34年北海道松前町で毬山家の庭にあった無名の八重桜の大木の種子から作り出した桜です。花弁数は40~45枚で、開花後紅色から淡紅色となります。

 

雨宿です。東京荒川堤にあった桜で、葉かげに垂れて咲く形があたかも葉かげに雨をよけているように見えるのでこの名があります。つぼみは淡紅色、花は白色、花弁数は10~15枚です。

 

松月です。東京荒川堤にあった名桜で、平野神社の平野撫子に似ています。花は最初淡紅色で、次第に白色となり、花弁数は25枚程で、葉化雌しべがあります。

 

夕暮です。花は大輪の淡桃色で、夕暮れに美しいといわれています。花弁数は10枚程ある里桜で、芳香があります。

 

伊豆西福寺枝垂です。静岡県伊豆市の最福寺にある桜です。枝は垂れ下がり、花は開花すると白色になります。花は大きく、その昔、満開の頃には、対岸の清水方面から見えたとの話があります。

 

芝山です。東京荒川堤にあった一重の桜で、つぼみは極淡桃色で、開花後白色となり少し香りがあります。

 

有明です。淡紅色の花で、八重と一重が混じって咲く大島桜系の里桜で、芳香に富んでいます。

 

小手毬です。多数の花が枝の先に密生して咲き、花は小さい手毬の状態となるところから、この名が付けられました。花は中輪の淡紅色です。

 

造幣局を後にして、桜の宮橋のバス停から大阪シティバスで大阪駅まで帰りました。

 

この日の昼食は江戸川の阪急三番街店を利用しました。

先ずは、生ビールをいただきました。

 

「江戸川御膳」です。

 

青梅の銘酒である「澤乃井」純米大辛口(ミラノ酒チャレンジ2024酒テイスティング部門ゴールド賞)も注文しました。

 
2025年 日本国際博覧会(大阪関西万博)の500円硬貨を、この日に入手しました。
この日の朝に大阪中央集便局に立ち寄ってみたのですが、すでに「記念硬貨は交換終了」でした。このため知人から記念500円硬貨を2枚譲ってもらいました。

(おわり)