2024年7月16日(火)に、あべのハルカス美術館開館10周年記念「広重 ―摺(すり)の極(きわみ)―」を見に行ってきました。
大阪メトロ御堂筋線の天王寺駅に着いたところです。
あべのハルカス美術館が開館する午前10時よりも早く着いたため、天王寺駅前停留場付近で阪堺電車を撮影しました。
天王寺駅前に到着する阪堺電車モ351形353号「いしかわ内科・内視鏡クリニック」です。
天王寺駅前を出発していく阪堺電車モ351形353号「いしかわ内科・内視鏡クリニック」です。
同クリニックは、阪堺電車に広告を出していますけれども、JRの鳳駅前にあります。
(参考画像)阪堺電車モ351形353号の以前の広告は大阪ガスでした。(2022年8月撮影)
阪堺電車モ601形603号「三井住友トラスト不動産」です。
(参考画像)阪堺電車モ601形603号の以前の広告は「帝塚山芋忠(葬儀系のセレモニー会社)」でした。(2020年5月撮影)
午前10時が近づいたため、あべのハルカス美術館に向かいました。
地下1階または地上2階から16階に向かうシャトルエレベーターに乗車します。
あべのハルカス美術館の案内です。
あべのハルカスの16階に着きました。2017年に開催されたアンリ・マティスとジョルジュ・ルオー展以来のあべのハルカス美術館への入館でした。
この日は3連休(7/13~7/15)明けの平日でしたが「広重展」は人気が高く、思いのほかの混雑ぶりでした。
事前にスマホでQRコードのチケットを購入していましたが、入場の行列に並ぶことになりました。
スマホ表示のQRコード(直接)での入館者は少数派でした。
この日に見たかった広重の作品(浮世絵)です。
1960年の国際文通週間切手の図柄にも採用された東海道五十三次の「蒲原 夜の雪」です。(撮影禁止のため画像はお借りしています)
「広重」の名前は、1982年(昭和57年)以降の教科書では、それまでの安藤広重から歌川広重(絵師としての名前)に変わっています。
蒲原宿の本陣跡(西本陣跡)です。(2006年8月・宝塚市のYKさん撮影)
私は、小学生のときに切手収集をしていたことがあり、「月に雁」は高くて買えなかったのですが、この「蒲原(国際文通週間)」は中古で流通していたものを購入した思い出があります。
希少価値が高い、歌川(安藤)広重の花鳥図「月に雁」が描かれた1949年発行の「切手趣味週間」の切手です。
(注:「月に雁」の切手は1996年と2021年にも発行されています)
歌川広重の「月に雁」の作品は、今回のあべのハルカス美術館では前期ではなく後期(2024年8月6日~9月1日)に展示されます。
東海道五十三次の「丸子 名物茶店」です。(撮影禁止のため画像はお借りしています)
丸子の丁子屋では、一度だけですが「とろろ汁」を食べたことがあります。
東海道五十三次の「四日市 三重川」です。三重川は現在の三滝川と考えられているようです。(撮影禁止のため画像はお借りしています)
東海道と三滝川の地図です。
この3点を見られただけで、ほぼ満足でした。今回の広重展で、私が見たかった作品が前期(2024年7月6日~8月4日)に集中していたため、前期の期間に入館しました。
私の兄夫婦は前期・後期の両方に入館するそうです。
JRの四日市駅です。(2013年4月撮影)
これらの広重の作品を見て、永谷園の景品である「東海道五拾三次カードフルセット」を思い出しました。
あべのハルカス美術館で、撮影が可能な作品を撮らせていただきました。「金沢八景」と「木曾海道六十九次」の1部だけに限り写真撮影が可能です。
木曽海道六十九次 小田井です。
木曽海道六十九次 あし田です。
木曽海道六十九次 和田です。
林忠彦氏(1918年~1990年)の写真集「東海道」(1990年刊行)の撮影記では、林忠彦氏が、その年代の人らしく「安藤広重」と記していました。なお、写真集「東海道」の林忠彦氏本人以外の説明文では「歌川(安藤)広重」になっていました。
林忠彦氏写真集「東海道」の「丸子 丁子屋」です。
天王寺駅から御堂筋線に乗って梅田駅まで帰りました。
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