住吉大社参拝記 | 鉄道で行く旅

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2024年7月5日に住吉大社まで出かけました。

 

先ずは、住吉大社境外末社の参拝からです。

大歳社は、初辰まいりの締めくくりに参拝する慣わしで、心願成就を祈願する神社です。古くは五穀豊穣と収穫の神として祀られてきましたが、近世には商人たちの信仰をあつめて、集金の満足、契約の不変を祈るようになり、その感謝をささげる神社になりました。
ご祈祷では小石に「大」と書かれた「大歳守(おおとしまもり)」を授かり、集金のご利益を仰ぎます。
 

大歳社の境内です。

 

大歳社の境内には「おいとしぼし社」という小さな祠(ほこら)が祀られており、神前にある「おもかる石」に念じて、持ち上げる時に感じる軽重によって、願いの成就を占う石があります。

大歳神社名物の「おもかる石」です。

占い方はまずお参り(二拝二拍手一拝)、次に石を持ち上げ重さを確認します。

次に石に手を添えて願掛けをして、もう一度石を持ち上げます。2回目に持ち上げた方が軽く感じればその願いは叶うといいます。

 

大歳社の百度石です。大正8年12月に建立されたものです。

 

浅澤社は、カキツバタの群生する沼池にある島に祀られた神社で、芸事、作法、美容を願う神社で、女性の守護にあらたかな神としても信仰されています。俗に「住吉さんの弁天さん」として親しまれています。

 

大歳社と浅澤社は、6年振りの参拝でした。

 

住吉の浅澤社は、古く万葉集に、
住吉(すみのえ)の浅沢小野(あさざわをの)の杜若(かきつばた)
衣(ころも)に摺(す)りつけ着(き)む日(ひ)知(し)らずも

と詠まれ、カキツバタの名勝として知られていました。そのため、浅澤社ゆかりのカキツバタは住吉区の花にも選定されています。

 

浅澤社の境内です。

 

後醍醐天皇「車返しの櫻」の石碑です。

 

住吉大社に入っていきます。

 

住吉大社に置いてあった「うさぎのぬいぐるみ」です。

 

手水舎の水口も「うさぎ」です。

この地に住吉大神を祀った日が辛卯の年、卯月、卯日とされることから、住吉大社ではうさぎが神の使いとされています。

 

正面神池に架けられた神橋は「反橋」と称し、住吉の象徴として名高く「太鼓橋」とも呼ばれています。

 

神池と反橋です。

 

住吉万葉歌碑です。

住吉(すみのえ)に斎(いつ)く祝(はふり)が神言(かむこと)と行くとも来(く)とも船は早けむ

草枕旅行く君と知らませば岸の埴生(はにふ)ににほはさましを

 

遣唐使進発の地の碑です。4隻の遣唐使船が描かれていました。

 

阪堺電気軌道モ701形711号「岡崎屋質店」です。

 

阪堺電気軌道モ351形354号「キーフェルパティスリー」です。

(おわり)

 

好きなヒーローキャラは?

「帰ってきたウルトラマン(1971年4月~1972年3月)」をよく見ていたように思います。

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